食べても太らない人が摂取しているビタミンは?なぜ効果があるのか?

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砂糖たっぷり乳脂肪分いっぱいのスイーツが大好きなのに、いくら食べても太らない人っていますよね。

食べる量を減らして、お腹についたぜい肉を落としたいのに、全然効果がないと諦めていませんか。

このダイエットに対する労力の差は、どんな原因によって起こるのでしょうか。

この記事では、ビタミンDが不足していると腸内細菌叢のバランスが崩れて、メタボや脂肪肝を引き起こすとする研究を紹介します。

Su D., et al., Front Physiol. 2016. Vitamin D Signaling through Induction of Paneth Cell Defensins Maintains Gut Microbiota and Improves Metabolic Disorders and Hepatic Steatosis in Animal Models.

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あの人が食べても太らないのはビタミンDをたっぷり補給しているから

糖質や脂質を多く含むカロリーの高い外食や食事をしても、内臓脂肪や皮下脂肪に変わらない人がいます。

逆に炭水化物や脂分を減らしたカロリーコントロール料理を作って食べているのに、すぐに体重が増えてしまう人もいます。

なぜ人によって、こんなにも違いがあるのでしょうか。

アメリカのシナイ医療センター(Cedars-Sinai Medical Center)の Stephen Pandol教授らのグループは、腸内の細菌バランスが崩れていると肥満になりやすいこと、そしてビタミンD投与によって腸内環境を回復できることを確認しました。

教授らは、脂肪分の多い食事を食べるとマウスの腸内細菌叢が少しずつ破壊されていくこと、しかしビタミンDが十分に供給されていれば、内臓脂肪や皮下脂肪にまで悪化しないことを実験で確かめました。

さらにビタミンDを摂取することで、腸の粘膜や免疫を健康な状態に維持することが可能であり、血糖値を低下させ、肝臓に付いた脂肪を減らす効果も明らかになったのです。

つまりビタミンDを、しっかりと摂取することができれば、腸内細菌叢を最良の状態に維持して、肥満を予防することができると考えられます。

では何の食べ物を食べれば、ビタミンDを確保できるのでしょうか。

ダイエットに良いビタミンDが多いオススメの食材とは

ビタミンDは、暖かい日光浴をすることが体内で合成することが可能です。

ただし真夏の太陽を皮膚に浴び続けても、食物から摂取するビタミンDがなければ、欠乏症にかかってしまう不十分な量しか生産することができません。

おすすめの食材としては、植物性のビタミンD2は、椎茸やマッシュルームなどのきのこ類に多く含まれています。

サラダなどに使われる、健康食品のアルファルファ(ムラサキウマゴヤシ)も、ビタミンD2が豊富な野菜です。

動物性のビタミンD3は、鮭やマス、マグロやイワシに多く含まれています。

魚の肝油や、鶏の卵、牛レバーも豊富な肉類であり、変わったところではイワタケノリやキノリなど食用の苔の成分でもあります。

これらの食材を食べられない場合は、サプリメントからの摂取も必要になります。

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まとめ

この記事では、ビタミンDの不足が腸内細菌バランスを崩すため、肥満やメタボを引き起こすという研究を紹介しました。

糖質や脂肪の多い高カロリーな食事は、糖尿病や心臓病のリスク因子となる内臓脂肪を増やすことが知られていましたが、ビタミンD摂取によって予防することができるかもしれません。

痩せたい方や太りたくない方にとっても、健康的にビタミンDを摂取することで、痩せやすい太らない体質に変えられる可能性があるのです。

普段の日常生活の食習慣の中で、ビタミンDがとれていないと感じた方は、ビタミンDを多めに摂るように心がけてみてはいかがでしょうか。

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