まだ間に合う?ミルクをイソフラボンに変えれば血管リスクを減らせる

更新日:

豆乳イソフラボン

イソフラボンをとっていますか?

イソフラボンはフラボノイドの一種であり、主に大豆から作られる食品に豊富に含まれています。

カフェで牛乳の変わりに豆乳を注文される方も多いと思います。

イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲン様の活性があり、女性ホルモンの分泌量が減った方に良いとされています。

では、もし若い年代からイソフラボンを多く摂っておくことが、将来のリスクを低下させるとしたらどうしますか?

この記事では、早期にイソフラボンの多い食生活に変えることが、後の動脈硬化を予防できるとする研究を紹介します。

[photo credit: marfis75 via photopin cc]

[ad#ad-11]
Reference:Meléndez GC., et al., Menopause. 2014. Beneficial effects of soy supplementation on postmenopausal atherosclerosis are dependent on pretreatment stage of plaque progression.

336固定




イソフラボンの摂取は血中コレステロールレベルを安定させる

アメリカのハワイ大学がんセンター(University of Hawaii Cancer Center)のJay R. Kaplan博士らは、大豆の豊富な食生活が若い女性の血管に与える影響を調査しました。

長期の食生活の影響を調査するため、71頭の猿の食事をコントロールしながら34ヶ月間にわたって研究を行いました。

その方法は、動脈硬化になりやすい高脂肪食を食べさせながら、

①イソフラボンの多い大豆食品も食べさせる:34頭

②乳清タンパク質(ラクトアルブミン、カゼイン)の多い食品を食べさせる:37頭

という2つのグループの血中コレステロールを評価したのです。

その結果、①イソフラボンの多い大豆食品を食べさせた猿達の血中コレステロールレベルは、脂肪の多い食事を続けていたにもかかわらず安定していました。

イソフラボンの摂取は悪玉コレステロールを低下させる

また②乳清タンパク質(ラクトアルブミン、カゼイン)の多い食品を食べさせた猿達は、脂肪の多い食事によって血中コレステロールレベルは上昇してしまいました。

しかしイソフラボンの多い食事に切り替えることで悪玉コレステロール値は減少し、善玉コレステロール値は増加しました。

この結果から高脂肪食を食べていてもイソフラボンを含む食品を食べることで、将来の動脈硬化、心血管イベントのリスクを低下させられる可能性があると言えます。

イソフラボンの過剰摂取の危険性

では、1日にどれくらいの量のイソフラボンを摂取すればよいのでしょうか。

イソフラボンの摂取量が多ければ多いほど、血管障害のリスクを低減するという報告もあります。

またイソフラボンの摂りすぎが乳がんリスクを高めるという報道がなされたこともありましたが、現在では誤報だということがわかっています。

ただしサプリメントとして加工された大豆イソフラボンアグリコンについては、1日30mg という上限値が食品安全委員会によって出されていますので注意が必要です。

336固定




まとめ

この記事では、イソフラボンの多い大豆を摂取することで、脂肪の多い食事をしていてもコレステロールを安定させられるという研究を紹介しました。

同時にイソフラボンの多い食事に変更することで、血中のコレステロールを改善する効果があることもわかりました。

善玉コレステロールの低下と悪玉コレステロールの増加は動脈硬化を進行させ、将来の心循環器系疾患の危険性を高めます。

将来のリスクを低下させるため、牛乳を豆乳に変えられてみてはいかがでしょうか?

【下の関連記事と新着記事もいかがですか?】

336固定




336固定




-食とダイエット
-

Copyright© Dr. Doo の ダイエット講座 , 2017 All Rights Reserved.