老化を防止する抗酸化成分と、加齢の原因となる糖化がテロメアに与える影響とは

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老化テロメア

最近、体力がなくなってきて朝起きることがつらい。

記憶力が落ちて新しいことを覚えられなくなってきたし、感情が鈍くなってきたように思う。

肌の潤いが減ってきて、お化粧ののりも悪くなってきた。

年をとると卵子も老化して受精率が悪くなったり、赤ちゃんに悪影響が出ると聞いた。

このようにあなたの体が、脳が、肌が、卵子が老化していくことを自然現象だと諦めてはいませんか?

年齢を重ねることで様々な影響が細胞や組織に現れてきます。

しかし、この細胞の劣化する速さは生活環境や習慣に大きく依存しています。

そして実は、毎日ある飲み物を飲むことで老化現象を予防することができるとしたら、そして別の飲み物を飲むことが老化を加速させるとしたらどうしますか?

この記事では、老化の原因と、100%フルーツジュースを飲むことでテロメアが伸びること、そして砂糖の入った清涼飲料水を飲むことでテロメアが短くなるとする研究を紹介します。
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Reference:Cindy W. Leung, et al., American Journal of Public Health, 2014. Soda and Cell Aging: Associations Between Sugar-Sweetened Beverage Consumption and Leukocyte Telomere Length in Healthy Adults From the National Health and Nutrition Examination Surveys.

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なぜ体は衰えるのか?老化が起きる原因とは

まず老化と呼ばれる現象がなぜ起こるのか、そして予防する方法が何なのか、それを理解するためには老化の原因を知る必要があります。

ヒトを含む哺乳類が老化する仕組みとして数多くの仮説が提唱されていますが、ここでは活性酸素説を紹介します。

細胞内で発生する活性酸素とは

活性酸素は大気に含まれている酸素が体内で変換されることでできる高い反応性を持つ化合物の総称であり、フリーラジカルやヒドロキシラジカル、過酸化水素などを含みます。

この活性酸素は、その高い反応性のため体の細胞を傷つけてしまいます。

なぜそのような危険な物質が細胞内で作られるかと言うと、ヒトや動物が活動するエネルギーを作るときの副産物として生産されるためです。

このシステムによって生物は高いエネルギー効率で活動できるようになったのですが、反面、活性酸素による悪影響が起こるようになりました。

それが老化の原因なのです。

活性酸素の酸化ストレスによる老化とは

この活性酸素は酸化ストレスを細胞に与えます。

この酸化ストレスは全ての細胞の構造を劣化させ破壊してしまうため、この酸化を防ぐ修復酵素が細胞内では働いています。

しかし治らないほど傷ついてしまった細胞は癌になる危険性があるため、免疫によって速やかに排除されます。

失われた細胞は他の生き残っている細胞が増殖することで埋め合わせますが、細胞が増えることのできる回数は決められています。

酸化ストレスによって壊れた細胞を他の細胞が補うことができるチャンスは限られており、この機会がどんどん減っていくことで十分な補助ができなくなることが老化の原因だと考えられています。

その回数を制限しているのが、テロメアと呼ばれている構造です。

細胞の増殖回数を制限するテロメアとは

テロメアは遺伝子(染色体)の末端領域にある構造で、細胞が複製されるたびにどんどん短くなっていきます。

クローン技術によって大人の羊の細胞から生み出されたドリーのテロメアが普通の生まれたての羊よりも短く、またヒトでも子どもよりも老人の細胞のテロメアが短いことが知られています。

このテロメアが短くなることで、体の様々な機能が失われて、老化が進行して慢性的な病気である心臓病や糖尿病、いくつかのガンの原因になると考えられています。

つまりテロメアを再生させて細胞の分裂回数を貯金することで老化を防止することが可能になるのです。

では、どうすればテロメアの長さは元に戻るのでしょうか。

抗酸化物質を含む果汁100%ジュースでテロメア長は回復する

活性酸素のストレスが多くなれば何度も細胞が増えなければならないため、テロメアの短縮は加速されていきます。

体内の活性酸素を増やす原因として喫煙、精神的なストレス、運動不足があげられます。

でも体の外から活性酸素を打ち消す栄養成分を補給することができれば、テロメアの長さを保護して伸長させることができるのではないでしょうか。

アメリカのカリフォルニア大学(University of California)のElissa S. Epel教授らは、毎日の食生活がテロメアの長さに与える影響について調査を行いました。

5,309人(20歳から65歳)の既往歴の無い健康な人たちが毎日飲んでいる飲料と細胞のテロメア長の関係を調べたところ、100%フルーツジュースを毎日飲んでいる人たちのテロメアは通常よりも長く維持されていることが分かったのです。

果汁100%の無添加ジュースには活性酸素を無害化する物質として、ビタミンC、ビタミンA、ベータカロチン、ポリフェノールなどの多量の抗酸化物質が入っています。

これらの抗酸化物質が活性酸素による障害を予防して、細胞の余計な増殖を抑え、テロメアが短くなることを予防しているのだと考えられます。

また、この研究では別の飲み物を毎日飲んでいる人たちのテロメアが余計に短くなっていることも判明しました。

砂糖の入ったジュースを毎日600mL飲むと4.6年早く老ける

教授らの調査によると、砂糖が添加されている清涼飲料水(炭酸飲料、ソーダ)を毎日ペットボトル1本と少し(600ミリリットル)飲んでいる人たちのテロメアは有意に短くなっていました。

この短くなっていた量を寿命に換算すると4.6年に匹敵していました。

これほど多くのテロメアを失わせるほどの悪影響がある習慣はタバコくらいしかないと、教授らは述べています。

では、なぜ多くの糖分が入ったジュースを飲むとテロメアが短くなってしまうのでしょうか。

老化のもうひとつの原因である糖化とは

糖化(メイラード反応)とは、体内の細胞や酵素に糖が結合して破壊してしまう現象を言います。

この反応は主に血液中で発生するため、血中に糖質が多く存在していると糖化が起こる危険性が上昇します。

つまり習慣的な糖分の過剰摂取によって糖化反応が促進されると、機能を失う細胞や酵素が増加するため、どんどん新しい細胞と入れ替えるためにテロメアが短くなってしまうと考えられます。

糖質の飲みすぎはメタボリックシンドロームや糖尿病、心循環器系の血管障害などの病気のリスクを高めますが、糖化による老化によって、さらに病気を併発する危険性が高まってしまうのです。

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まとめ

この記事では、老化の原因である活性酸素と、細胞の修復に使われてしまうテロメアの機能、それを回復するためには抗酸化物質を含んだ果汁100%ジュースを毎日飲めばよいこと、そして糖分の多いジュースは別の老化の原因である糖化を起こしてテロメアを短くしてしまうという研究を紹介しました。

活性酸素はヒトにもペットの犬や猫にさえ発生しますが、抗酸化物質を摂取することで除去することが可能であり、年齢に関係なくいくつになってもアンチエイジング効果があることが確かめられています。

果汁100%の無添加ジュースを毎日飲んで老化を防止することをオススメします。

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