カロリー制限や炭水化物抜きダイエットよりも痩せる!低たんぱく質食の効果とは

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低タンパク質食

1日の摂取カロリーを適切な範囲に抑えることは、ダイエットだけではなく健康維持にも効果的ですが、痩せるために摂取カロリーを消費カロリーより極端に減らすと、体重は減りますが常に空腹感に悩まされることになります。

また痩せるための食事の仕方として、炭水化物(糖質)の摂取量を減らす、いわゆる炭水化物抜きダイエットや低炭水化物ダイエットが、効果の高い食事方法として様々なメディアや口コミサイトなどでも紹介されていますが、炭水化物を長期間にわたって制限することは、肉体的にも精神的にも負担の大きいダイエット方法です。

もし、もっと効果の高いストレスの少ない食事の方法があるとしたら、どうしますか?

この記事では、食事制限や炭水化物抜きダイエットよりも、低タンパク質高炭水化物ダイエットの効果が高いとする研究を紹介します。

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SM. Solon-Biet, et al., Cell Reports, 2015. Dietary Protein to Carbohydrate Ratio and Caloric Restriction: Comparing Metabolic Outcomes in Mice.

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なぜカロリーを制限するとダイエットできて寿命も延びるのか

カロリーを制限すると体重を減らすことができると同時に、生物の寿命も延びることが数多くの種で確認されています。

食事の量を減らすことで、30%から50%(最大1.5倍)の寿命が延長され、これはサーチュイン遺伝子(Sirtuin)の働きによるものだと考えられています。

しかし実験で確認されている寿命を延ばすほどのカロリー制限には、ほとんどの人が精神的に耐えられないということもわかっています。

具体的には日常食べている食事のカロリー(成人男性2,500 kcal, 成人女性2,000 kcal)の40%をカットしなければ効果がありません。

成人男性なら1日1,500キロカロリー、成人女性なら1,200キロカロリーまでしか、ごはんを食べることができないのです。

ここまでカロリー制限してしまうと、体に必要なビタミン類やミネラルが不足しがちになり、骨粗鬆症や活力の低下を引き起こします。

もっと良い方法は、ないのでしょうか?

40%カロリーカットと同じ効果がある低タンパク質、高炭水化物ダイエットとは

オーストラリアのシドニー大学のStephen J. Simpson 教授らは、40%のカロリー制限食に代わる、新たな食事の栄養比率を調査しました。

その結果、タンパク質摂取量を抑えて、糖質を多めにとることで、代謝が活性化して、カロリー制限と同じ効果が得られることが分かったのです。

8週間の実験を行ったところ、食事の量を減らさなくても、タンパク質の量を減らして炭水化物の量を増やすことで、血糖値やコレステロール、インスリンレベルも改善していました。

食事の時間が代謝に与える影響(深夜や寝る前に食べると脂肪になりやすい)についても評価したところ、好きな時に食事をしても、低タンパク質で高炭水化物の食事には脂肪がつきにくい効果が見られたのです。

残念ながら、炭水化物抜きダイエット、低炭水化物ダイエットには、このような効果は見られませんでした。

教授は、極端な糖質の食べすぎは生活習慣病の危険性をあげる可能性があるため、最適なタンパク質と炭水化物の比率を検討しなければならないとも述べています。

まとめ

この記事では、カロリー制限や炭水化物抜きダイエットよりも効果の高い、低たんぱく質・高炭水化物ダイエットを紹介しました。

高タンパク質、低炭水化物もしくは炭水化物抜きダイエットの痩せる効果も報告されていますが、筋肉を太らせる必要があるスポーツ選手や、日常的に筋肉に負荷をかけるトレーニングをしていない限り、多すぎるたんぱく質の摂取は消化器系に負担をかけ、また精神的にも長続きしないことがわかっています。

しかし脳の唯一の栄養源である糖質を十分に摂取することで、空腹感やストレスに耐えることなく、じっくりとダイエットに取り組むことが可能になるのです。

これからは食事の栄養バランスに注意して、糖質の比率を増やしてみることをオススメします。

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