ある種類のリンゴには腸内細菌を改善して肥満を予防する効果がある

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リンゴダイエット

ある種類のリンゴには、腸内細菌を元気にして痩せる効果があります。

一時期、リンゴを食事の代わりに食べるリンゴダイエットが流行しましたが、続けられた方は少ないのではないでしょうか。

朝食や夕食をリンゴ1個(約150キロカロリー)に置き換えた生活をすれば、摂取カロリーよりも消費カロリーが多いため脂肪は減っていきます。

ただし空腹感は減らないため普通の食事を取るときにドカ食いしてしまったり、置き換えを止めると過食になってリバウンドしてしまったり、健康的なダイエットという意味では、あまりお勧めできるものではありませんでした。

でも、ある特殊な種類のリンゴを普通の食事に追加して食べるだけで、痩せられるとしたらどうしますか?

この記事では、グラニースミス(Granny Smith)というリンゴが腸内環境を改善して肥満を予防できるとする研究を紹介します。
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Reference:Condezo-Hoyos L., et al., Food Chem. 2014. Assessing non-digestible compounds in apple cultivars and their potential as modulators of obese faecal microbiota in vitro.

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リンゴに含まれる食物繊維とポリフェノールが肥満を防止する

リンゴには太ることを防ぐ成分である食物繊維とポリフェノールが含まれています。

この2つの効果を活用するには食事の前にリンゴを食べることが効果的です。

リンゴ食物繊維

リンゴには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がどちらも含まれています。

リンゴに含まれる代表的な食物繊維としてペクチンがあります。

ペクチンはリンゴの皮などに含まれている食物繊維であり、リンゴが熟す前は不溶性、完熟に近づくと水溶性に変わる性質があります。

他の果実のジャムを固めるために、リンゴからペクチンを抽出する方法もあります。

一部ではセシウムを除去する効果があると言われていますが根拠は薄いです。

通常の食物繊維と同じく、余分な糖質や脂質を体外に排出したり吸収を抑えることで、血糖値の上昇やコレステロール値を低下させる効果が期待できます。

リンゴポリフェノール

リンゴには植物性ポリフェノールであるプロシアニジン、カテキン、エピカテキン、クロロゲン酸、ケルセチンなどが含まれています。

特にプロシアニジンはカテキンが複数つながった構造をしていて、高い抗酸化力があります。

コーヒーに含まれる抗酸化物質として有名なクロロゲン酸も、リンゴには入っています。

ポリフェノールには糖質や脂質の吸収を抑える効果があり、カロリーの低減に役立ちます。

また体内の活性酸素を除去する働きがあり、お肌の健康を保つ美肌効果も期待できます。

りんごを食べると太っているときの乱れた腸内細菌が痩せていたときの状態に戻る

このようにダイエットに対する効能が知られているリンゴですが、世界には数多くの種類のリンゴがあります。

その中で、どの種類のリンゴの効果が最も高いのかはわかっていませんでした。

アメリカのワシントン州立大学(Washington State University)のGiuliana D. Noratto准教授らは、腸内細菌叢の乱れが肥満や糖尿病に関係していると考え、どの品種のリンゴが最も腸内環境を改善する効果が高いのか調査を行いました。

准教授らは、肥満のマウスの腸内細菌は普通の体型のマウスの腸内細菌と比べてバランスが崩れている(悪玉菌が多くなっている)ことを確かめました。

そこで肥満のマウスにリンゴを与えて、普通の体型のマウスと同じ善玉菌の数を増やせないか実験を行いました。

実験に使用したリンゴは、グラニースミス (Granny Smith)、ゴールデンデリシャス (Golden Delicious) 、レッドデリシャス(Red Delicious)、富士(Fuji)、旭(McIntosh)、ガラ(Gala)、Braeburnの7種類です。

その結果、グラニースミス (Granny Smith)を食べたマウスの腸内では善玉菌の数が増加し、細菌のバランスが通常のマウスと同程度に回復することがわかったのです。

なぜリンゴを食べると腸内細菌たちが元気になるのか

リンゴに含まれている食物繊維とポリフェノールは消化過程(咀嚼、胃酸、酵素)によって分解されないため、そのまま腸内細菌の住む大腸に届きます。

これらは腸内で細菌たちによって発酵されることで、善玉微生物の生育を助ける働きを持つ物質に変わります。

そのため腸内の細菌バランスが改善され、痩せているときの状態に戻るのだと考えられます。

さらに腸内細菌の作る副産物には、免疫や代謝に効果のある物質も含まれているため、相乗効果を生み出す可能性があると述べられています。

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まとめ

この記事ではリンゴに含まれるダイエットに役立つ食物繊維とポリフェノール、そしてグラニースミス種のリンゴを食べると腸内細菌を増やす効果があるとする研究を紹介しました。

食物繊維とポリフェノールには、食事に含まれる糖質や脂質を捕まえて吸収させない効果があります。

さらに、この2つの成分には腸内の善玉微生物を回復させる効果もあります。

これにより免疫力の強化や代謝の向上も期待できます。

珍しいグラニースミス種のりんごを食事の前に食べて、肥満や糖尿病を防いでみませんか?

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