女性は牛乳を飲むと死ぬ?ミルク摂取量と死亡率の奇妙な関係とは

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牛乳死

牛乳を1日600 mL(コップ3杯)以上飲んでいると女性の死亡率が高くなるという研究が報告されました。

これは乳幼児や新生児、赤ちゃんのアレルギーや突然死の話ではありません。

スウェーデンのウポサラ大学(Uppsala University)のKarl Michaëlsson教授らの調査によると、牛乳を1日1杯以上飲んでいると若い年齢での死亡確率が高まる傾向があるとのことです。

牛乳と言えば健康食品の代表格であり、良質なホエイプロテインやカルシウムを含んだ栄養豊富な食べ物です。

朝の時間の無いときの朝食に、牛乳をコップ1杯だけ飲んで出かけられるというかたもいらっしゃるでしょう。

もう私達はアイスクリームやカフェラテを飲むことはできないのでしょうか。

この記事では、10万人以上の生活習慣を調査した研究結果から牛乳の摂取量と女性の死亡率に相関が見られたという研究を紹介します。

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女性は特に危険?牛乳には炎症と酸化ストレスを増加させる作用がある

牛乳に含まれている物質には、体にとって良くない影響を及ぼすものもあります。

低カロリーで低アレルギーなアーモンドミルクのダイエット効果とはでも紹介した乳糖(ラクトース)による下痢や腹痛、タンパク質のホエイやカゼイによってアレルギー反応を起こしてしまう方もいらっしゃいます。

Karl Michaëlsson教授らは、スウェーデンの女性61,433人(39歳から74歳)と男性45,339人(45歳から79歳)に対して、日常的に食べられる96品目の食材を毎日どれくらい摂取しているのか約20年間追跡しました。

食事内容の他に、身長や体重、生活習慣や結婚の有無、教育水準まで多岐にわたる質問をしてデータを分析したところ、多量の牛乳を飲んでいる女性の死亡率が1.93倍に増える傾向が見つかったとのことです。

ちなみに男性は牛乳を飲んでいても死ぬことはないとのことです。

教授らは牛乳に含まれている乳糖(ラクトース)が体内に入ると消化管内での炎症反応や酸化ストレスを増加させるため、死亡率が上がるのではないかと予想しています。

また発酵させて乳糖の量が減少したチーズやヨーグルトには、寿命を延ばす効果があったとも述べています。

では、もう牛乳は2度と飲んではいけないのでしょうか?

結果に疑問?結論ありきの偶然の産物の可能性

実は、この研究には不可解な点があり、最初から牛乳(乳糖)の過剰摂取が何らかの悪さをするという結論があって始められた調査かもしれないのです。

乳糖の過剰摂取が腸内の炎症を引き起こしたり、酸化を促進することで人体に悪い影響(骨折など)を誘発する危険性が示唆されています。

この研究では牛乳を飲むことで骨折の症例数が増えるのか検討し、男女共に影響なしという結論を出しています。

そして死亡率との比較を行い、女性の死と牛乳の量に比例関係を見出しました。

しかし96品目もの食材との関連を探せば、何らかの関連が偶然にも見つかる可能性は高く、今回はたまたま牛乳が悪いかもしれないという結論に至ったのではないでしょうか。

教授らも、あくまで相対的な比較によるものであるため、更なる研究が必要と述べています。

まとめ

この記事では牛乳の飲みすぎが死亡率を高めるという研究と、その研究が疑似科学かもしれないという見解を紹介しました。

確かに牛乳に含まれている乳糖(ラクトース)は、不耐症の方には様々な障害をもたらします。

また豊富なタンパク源はアレルギーを持っている方には有害でしょう。

しかし過剰に反応して牛乳断ちする危険性はないと考えられます。

毎日の牛乳の量をそれほど気にする必要はなさそうですが、何事も飲みすぎは控えておくことをオススメします。

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