コレステロール値を下げる効能のある種類のオリーブオイルとは

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「血液検査でコレステロール値が高いと注意された。病気の原因になるらしいから、下げる方法はないだろうか」

「コレステロール値が基準値を超えてしまった。心筋梗塞や脳卒中が怖いから、健康に気をつけないと」

検査項目にある血中コレステロール値が高い状態が続くと、致死性の病気のリスクを高めますよと、医師からの怖い脅し文句を言われて、不安に思われる方も多いでしょう。

このコレステロール値を正常な範囲に下げるためには、どんな食品を食べれば良いのでしょうか。

この記事では、バージンオリーブオイルを1日大さじ4杯摂取するとコレステロール値が低下するという研究を紹介します。

Reference:Alvaro H., et al., Circulation, 2017. Mediterranean Diet Improves High-Density Lipoprotein Function in High-Cardiovascular-Risk IndividualsClinical Perspective.

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なぜコレステロール値が高いと病気の原因になるのか

コレステロール(cholesterol)とは、脂質の一種であり、誤解されていますが食べ物に由来するのではなく、生体内で合成される物質です。

またコレステロール自体には毒性はなく、むしろ体を作る細胞に必須の成分です。

問題となるのは、コレステロールを血液中で運ぶ『リポタンパク質』の密度によって、血管の壁に付着して高血圧や心臓病の原因となる『悪玉コレステロール(LDL)』と、悪玉コレステロールを除去する『善玉コレステロール(HDL)』の2種類に別れてしまうことなのです。

密度の低いリポタンパク質に捕まったコレステロールは、運ばれる途中の血管にくっついて身動きが取れなくなってしまい、澱のように固くなります。

これによって血管が少しずつ詰まって、もろくなることで、血管が破れる心筋梗塞や脳卒中を引き起こす原因になってしまうのです。

このため対策としては、コレステロールをしっかりと目的地まで運ぶ高密度リポタンパク質を増やして、『善玉コレステロール』値を高くして、『悪玉コレステロール』値を下げることになります。

では、どんな食べ物がコレステロール値を下げる効果があるのでしょうか。

地中海のスペインやイタリアで採れる『エキストラバージンオリーブオイル』がコレステロール値を下げる

スペインのバルセロナ大学(University of Barcelona)の Montserrat Fito 博士らのグループは、オリーブオイルの悪玉コレステロール低下作用を評価するため、オリーブオイルの中でも高価な『エキストラバージンオリーブオイル』を使って実験を行いました。

博士らは、コレステロール値の高い296人の参加者に対して、毎日大さじ4杯分の『エキストラバージンオリーブオイル』を、1年間継続して食べ続けてもらいました。

『エキストラバージンオリーブオイル』は、加熱すると香りや有効成分が飛んでしまうため、バターの代わりにパンにつけたり、サラダのドレッシングに使ったり、パスタのソースやマリネ、カルパッチョにかけたり、バーニャカウダやアヒージョ、唐辛子を漬けたペペロンオイルなど、様々な方法で生のまま食べられました。

その結果、参加者の総コレステロール値と悪玉コレステロール値が低下して、善玉コレステロール値が上昇していることが明らかになったのです。

では、なぜ『エキストラバージンオリーブオイル』には、コレステロール値を改善する効能があるのでしょうか。

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『エキストラバージンオリーブオイル』に含まれるコレステロールに効く3つの栄養成分とは

『エキストラバージンオリーブオイル』には、下記の3つの栄養成分が含まれており、これがコレステロール値を下げると考えられています。

①不飽和脂肪酸

バージンオイルに含まれている脂肪の8割以上は、抗酸化作用のある不飽和脂肪酸です。

この不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールの酸化を邪魔して、血管に付着するのを予防して排出する効果があります。

②オレオカンタール

オレオカンタールは、バージンオイルにのみ含まれている天然の抗炎症成分です。

悪玉コレステロールを血管に付着しやすくする炎症反応を阻害することで、悪玉コレステロールの沈着を防ぎ、血液で洗い流すことができるのです。

③オレイン酸

オレイン酸は、消化中の食べ物を包み込んで、なおかつ腸を刺激して便として排出しやすくする作用があります。

食物由来と胆汁酸に含まれるコレステロールを体外に出すことで、血液中のコレステロールを減らすことができます。

まとめ

この記事では、非加熱の『エキストラバージンオリーブオイル』を1日大さじ4杯分食べることで、総コレステロール値と悪玉コレステロール値を下げることができるとする研究を紹介しました。

高級なバージンオリーブオイルは、そのまま飲むこともできますが、やはりおすすめは加熱せずに料理に使うことです。

『エキストラバージンオリーブオイル』を料理に使う『地中海食』は、心臓病や脳卒中だけではなく、肥満予防にも効果があるとして人気になっています。

毎日の食事に『エキストラバージンオリーブオイル』を追加して、コレステロール値を改善しましょう。

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