白湯ダイエットの9つの効果とやり方、科学的根拠とは

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こんにちは。Dr. Doo です。

最近、話題になっている『白湯ダイエット』を、ご存知ですか?

白湯とは、水を沸騰させて少し冷ました湯冷ましのことです。

芸能人やモデルの方が、実際に挑戦して体重を減らすことができたオススメのダイエット方法として、SNSでも話題になっています。

でも本当に、温かいお湯を飲むだけの白湯ダイエットに痩せる効果があるのでしょうか?

この記事では、白湯ダイエットの効果とやり方、科学的根拠について紹介します。

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白湯を飲むと得られる9つの効果とは

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水を温かいものにするだけで、体にどのような作用があるのでしょうか。

白湯を飲むことで、9個もの良い影響が体にあるとされています。

①体温を上げる新陳代謝の向上効果

温かい白湯を飲むことで、体の中から温める効果があります。

体温が1度上がるだけでも、代謝を10パーセント以上も上昇させることができるのです

この作用によって脂肪細胞を燃焼させて、体重を減らす効果が期待できます。

病気になりやすい寒い時期や季節の変わり目には、体温を上げることで免疫機能を強くすることもできます。

②空腹感を抑える食べ過ぎ予防効果

ゆっくりと白湯を飲むことで、胃を膨らませて空腹を感じない時間を延ばせます。

おなかがすいた時に、お菓子の間食の代わりに白湯にすると、摂取カロリーを減らすことができます。

また寒天や水溶性の食物繊維ファイバーを白湯に加えると、満腹感を持続させるダイエットドリンクにも早変わりします。

③内臓を活発にして消化を助ける

食事と同時に白湯を摂取することで、胃や腸を働きやすくして消化を助ける効果があります。

冷たいジュースやお酒、食べ物を食べると、消化する胃や腸といった内臓に負担をかけてしまいます。

白湯は胃腸の弱い方だけではなく、飲み会やパーティーで暴飲暴食してしまった方、ストレスによっておなかを壊してしまった方の消化器官の回復にも役立ちます。

また十分な水分が補給できるため、必要な栄養素もしっかりと吸収して体全体に届けることができます。

④腸の動きを高めて便秘の解消

温かい白湯は、腸を温めることで便の排出運動を高めます。

おなかの中に何もない状態で飲む白湯は、腸の中にじっくりと浸透します。

また朝に白湯を飲むことで、固い便を柔らかくして、便通を促す効果が期待できます。

⑤血液の流れを良くして手足の冷え防止

体を芯から温めるため、基礎体温の上昇とともに血管を広げて血の流れを改善します。

手足や指先が冷えやすい冬や、低すぎる温度のエアコンが体にきつい夏にも、白湯を飲むことで冷え性の痛みを予防する効果があります。

ゆっくりと白湯を飲むことで、体の端々に血が巡っていく様子を感じることができます。

⑥老廃物や毒素を出すデトックス(解毒)

余分な成分が含まれていない白湯には、体にたまっている老廃物や毒素を吸収する反応が期待できます。

さらに摂取する水分量が増えるため、積極的にトイレで体外に出す機会が増えるのです。

利尿作用とは言えませんが、新陳代謝の向上とともに、身体の水分も新しい水に入れ替えが進みます。

⑦髪の毛や肌をきれいにする美容効果

白湯を飲むことで代謝が上がるため、皮膚の新陳代謝も亢進します。

それによって髪の毛や肌にも、うるおいとハリがもたらされます。

髪が伸びる速度が速くなったり、ケガの傷や痣が消えるという口コミもあります。

⑧鼻と喉、気道の感染予防

湯気の少し出ている白湯を飲むと、鼻と喉といった気道に水蒸気があたります。

気道の表面には、体外から侵入してくる細菌やウイルスを捕まえる粘液層がありますが、白湯の湯気は粘液層を広げて厚くする効果があります。

これによって病気の原因物質を捕獲して、体に入ることを防ぐ作用があります。

⑨月経痛や頭痛の緩和

白湯を飲むことで体を温めると、筋肉や血管もリラックスして緩みます。

月経時に緊張している子宮周りの筋肉を弛緩させることで、月経痛を弱めることができます。

また血管を広げて血流を良くすることで、偏頭痛といった緊張性の頭痛の頻度を減らす効果もあります。

白湯ダイエットの正しいやり方は?飲む量とタイミングとは

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白湯の適切な作り方とは

水は、水道水でもミネラルウォーターでも、飲料水であれば特に指定はありません。

ヤカンや小鍋を使って火にかけて、水が泡になってブクブクと立ち上ってくる沸騰状態にすればOKです。

時間があれば、10分以上沸騰させ続けることで、不純物を飛ばすこともできます。

完成した白湯は、保温ポットに移すことで、長い時間あたたかいまま保存することができます。

また電子レンジを使って1~2分加熱することでも、短い時間で白湯を作ることができるので、オススメです。

水が沸騰したら、人肌よりも少し熱いくらいの温度(40~50℃)に冷まします。

冷蔵庫に入れたり、氷を入れて冷やしてはいけないとするページもありますが、冷ましすぎなければ問題はありません。

白湯の正しい飲みすぎない量は?

白湯を1日に飲む量として、800ミリリットルから1リットルという情報が散見されます。

飲みすぎると体がむくむため、この量と守るようにとのことですが、むしろ普段の生活の中で飲んでいる水やお茶を白湯に置き換えることがオススメです。

これならば喉の渇きを潤す以上の、体が求めていない余分な水分を摂取しなくて済みます。

1回に飲む白湯も、コップ一杯150~200ミリリットルくらいが適量です。

一気飲みしたりせずに、体のすみずみにまで行き渡らせるつもりで、ゆっくりと落ち着いて飲むことが大切です。

効果的な白湯を飲む時間帯は?

白湯ダイエットのタイミングは、1日中いつでも良いため、特に決まりはありません。

あえてお勧めするのであれば、朝起きてすぐに白湯を飲むと、夜間に発汗によって失われた水分を補給できます。

空腹なので、腸内にたまった便にまで水分が届きやすいため、お通じの問題にも最適です。

なお夜寝る就寝前に白湯を飲むことで、副交感神経を刺激してリラックスするため、不眠や寝不足に悩む方にも、ぐっすり眠れる安眠効果が期待できます。

早朝と深夜の2つの時間帯が、白湯を飲むベストタイミングです。

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よくある白湯についての5つの誤解とは

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白湯ダイエットについて触れられているサイトやwebページ、口コミを見てみると、意外な勘違いが多いことに気が付きます。

紹介されていて私が気になった、5つの誤情報を載せておきます。

①水を沸かしても軟水にはならない

沸騰させることで、白湯は味わいがまろやかな軟水になるとの情報があります。

軟水とは、カルシウムやマグネシウムといったミネラル分の少ない水を指します。

これらのミネラルは、水を温めても揮発しない(飛ばない)ため、白湯にしたからと言って軟水には変化しないのです。

むしろ水分が蒸発することによって、ミネラル分が煮詰められて濃度が高まるため、硬水の成分比に近づきます。

②水素水の水素は増えない

水素水を白湯にすると、水素の反応効率が上がるため、吸収しやすくなるとの情報があります。

確かに物質の運動は、温度が上昇することで高まりますが、水の温度を上げると、溶けている気体の量(溶存量)は減少します。

つまり水素水に含まれている水素も、泡になって大気中に逃げ出してしまうのです。

空気中に含まれている微量元素である水素が、白湯に溶けやすくなるといったこともありません。

③水道水に含まれる水銀は無くならない

水銀(mercury)が蒸発する沸点は357度であり、水を沸騰させても揮発しません。

ただし日本国内の水道水は、水質検査による安全基準をパスしていて、浄水器やウォーターサーバーの宣伝文句のように、人体に有害な量の水銀が含まれている地域はありません。

一方、消毒のために入れられている塩素や、その化合物であるトリハロメタンは、10分間以上の沸騰によって排除されます。

④悪玉菌に対する殺菌効果はない

十分な時間沸騰させることで、水にまぎれ込んだ雑菌を殺菌することができます。

しかし飲めるくらいの温度に冷ました白湯には、口の中の虫歯菌や口臭菌、胃の中のピロリ菌や腸の悪玉菌を消毒する効果はありません。

また体温を上げることで免疫力を強くする効果は期待できますが、白湯自体が病原菌やウイルスを滅菌してくれるわけではありません。

⑤純粋な水だけを飲まなくてもOK

体の中の老廃物や毒素を取り除くため、まっさらな水のみを飲むべきだとするページもあります。

確かに濃すぎる緑茶に含まれるカフェインは、確かに内臓や心に良いものではありません。

しかし体温を上げるという意味では、生姜(ジンジャー)やシナモン、はちみつ、レモンの添加は、代謝を上げる効果を高めることができます。

ストレスを緩和するという意味では、ハスカップやローズヒップ、ハマナスといったハーブティーにすれば、もっと効果を高めることが可能です。

白湯ダイエットで痩せる体験談や口コミの評判は?

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実際に白湯ダイエットで痩せることに成功したという体験談は、web上で数多く見つけることができました。

twitter でも、白湯を飲むだけで体重がどんどん減っているというツイートが、いくつも流れています。

白湯ダイエットに取り組む期間としては、1週間を目安に最長一か月くらいは続けたほうが良いようです。

そのくらいの時間ダイエットすることで、体質も改善し、数キログラム(最大5キロ)も白湯を飲むだけで脂肪が落ちたという口コミ情報もあります。

一方で普通体形の方には、あまり体重が変化しない、効果がないという評判もあり、分析すると元々太り気味だった方、冷え性だった方、生活習慣が乱れていた方には高い効果が期待できるダイエット方法だと言えます。

白湯ダイエットの医学的科学的根拠とは

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上記の効果と、いくつかの誤解といっしょに広まっている白湯ダイエットですが、本当に医学的もしくは科学的な根拠のあるダイエット方法なのでしょうか。

書籍として、東京慈恵会医科大学を卒業された医学博士である蓮村誠医師が書かれた『病気にならない「白湯」健康法 : 1日3杯飲むだけで、免疫力が一気に高まる!』(PHP文庫)があります。

蓮村ドクターは、インドの伝統医学である『アーユルヴェーダ』の普及に努めており、治療に応用したクリニックが、東京の南青山にあります。

アーユルベーダによると、水を火にかけて沸騰させた白湯には、水と火と風(泡)の要素を併せ持った、身体のバランスを取り戻す性質があると言います。

このあたりが、白湯がアーユルヴェーダによって効果があるとされている根拠になっていると考えられます。

米国でも、ニューヨークのMichael Wald 医師や、フロリダのGayl Canfield ドクターが、白湯のダイエット効果(代謝を高める、便秘を治す)について語っています。

漢方や東洋医学でも白湯の効果がうたわれているという情報については、「温かい水を飲むことで陽の気が体に満ちる」という陰陽(Yin Yang)思想によって、冷たい水よりも白湯を飲むことが推奨されています。

一方で科学論文の調査も行いましたが、日本語、英語ともに、『白湯』が健康に良い影響をもたらすという根拠(エビデンス)のあるデータは見つけることができませんでした。

昔からの長い年月、民間療法として広まってきたためか、それとも身近すぎて気づかない盲点になっているのか、白湯に関する研究は不十分なままでした。

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まとめ

この記事では、白湯ダイエットの9つの効果と適切なやり方、医学的科学的根拠資料を紹介しました。

白湯を飲むことで、新陳代謝の向上、食べ過ぎ防止、内臓疲労の回復、便秘解消、冷え性の回復、デトックス、美容、感染予防、痛みの緩和の9つの効果が期待できます。

白湯の作り方は、10分以上沸騰させることが大切であり、1日に飲む量に決まりはなく、のどを潤す飲み物を白湯に変更することが必要です。

何人かの医師による推薦はあるものの、残念ながら白湯の健康作用の明確な証拠となる資料を見つけることはできませんでしたが、このブームに乗った白湯の研究を、どこかの大学が始めることを望んでいます。

痩せるために運動する時間もお金もないという方、食事制限によるカロリーカットできる気力がないという方には、自宅で手軽に簡単にできる白湯ダイエットを実践してみることをおススメします。

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