なぜお肉の前に炭水化物を食べると3割も太りやすいのか?

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お肉料理

「食べる順番ダイエット」として、野菜を先に食べるとカロリーの吸収を抑えて、痩せるというダイエット方法をご存知ですか?

野菜には、カロリー源である糖質や脂質にくっついて体外に排出する作用や、食物の消化吸収を邪魔して吸収しにくくする効果があります。

なんと最新の研究では、タンパク質を先に食べることでも、野菜と同様にカロリーの吸収を抑えられることがわかりました。

photo credit: 真鯛のバルサミコスソース via photopin (license)
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Shukla AP., et al., Diabetes Care.2015.Food Order Has a Significant Impact on Postprandial Glucose and Insulin Levels.

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肉や魚料理から食べれば同じ食事をしても血糖値が上がらない

食事をすることで体内に取り込まれた糖質、脂質、タンパク質は、消化器である胃腸の中で分解されて、血液中に入ります。

どのくらいのエネルギー(カロリー)が吸収されたのかは、血糖値(血中グルコース濃度)がどれくらい上昇するか調べることで知ることができます。

アメリカのニューヨーク州にあるヴェイル・コーネル医学校(Weill Cornell Medical College)の Louis Aronne教授らは、料理を食べる順番によって、血糖値がどのように変化するのか実験を行いました。

炭水化物から食べるグループと、肉料理を食べてから炭水化物を食べるグループに分けて、血糖値の上昇を比較したところ、食べる順序を変えただけで、約30パーセントも食後の血糖値が減少していたのです。

脂肪細胞が糖質を取り込むために分泌されるインスリンも同じく低下しており、吸収されたカロリーが脂肪になりにくいこともわかりました。

なぜタンパク質の豊富な肉料理から食べると痩せるのか?

タンパク質も糖質と同じく、消化吸収されて血液中に入ると、血糖値を上昇させます。

違うのはタンパク質のほうが吸収が遅く、エネルギーとして使われにくいという点です。

タンパク質は体を作り上げている筋肉の材料でもあり、体を動かすエネルギーとして積極的には使うことができません。

このため、最初にタンパク質が多く血液中に取り込まれると、カロリーを余分に吸収しないように、体質が変化するのだと考えられます。

まとめ

この記事では、炭水化物の前にタンパク質の多い料理を食べることで、吸収されるカロリーを約3割減らせるという研究を紹介しました。

食事の最初に野菜(食物繊維)を食べることで、カロリーの吸収を減らすことができ、血糖値を上げない効果があることがわかっています。

しかし野菜が嫌いという方には、つらいダイエット方法でした。

この研究では、野菜でなくてもお肉を先に食べることで、同様にカロリーカット効果があることが判明しました。

無理な食事制限や、料理のメニューを嫌いなものに変更することは、精神的にも肉体的にも悪い影響をもたらします。

まず好きな肉料理から食べる、体質改善ダイエットに取り組んでみることをオススメします。

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