関節の痛みは痩せても治らない?関節炎を癒す脂肪酸とは

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関節痛み

足を使うスポーツを続けていると股関節や膝関節に痛みを感じることがありませんか?

関節の痛みを感じたときの不安は、他の痛みよりも大きいものです。

テーピングやサポーターを使って関節を保護したり、体重を減らして関節の負担を減らそうとしても、痛みはなかなか引きません。

もし食べる脂肪酸の種類に注意するだけで、この痛みがなくなるとしたらどうしますか?

この記事では、オメガ3不飽和脂肪酸に関節の組織修復効果があるとする研究を紹介します。
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Reference:Wu CL., et al., Ann Rheum Dis., Dietary fatty acid content regulates wound repair and the pathogenesis of osteoarthritis following joint injury.

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体重は股関節や膝の痛みと無関係

足の関節に痛みを感じた場合、体重が多い方はダイエットをするように指導されます。

しかし肥満と関節炎の関係は、実はまだ明らかになっていません。

ただ体内の脂肪の代謝や炎症反応が何らかの影響を持っていると考えられています。

アメリカのデューク大学メディカルセンター(Duke University Medical Center)のFarshid Guilak教授らのグループは、摂取する脂肪酸の種類血中のアディポネクチン量体重が関節炎に与える影響を調査しました。

その結果、脂肪酸とアディポネクチンは関節組織の損傷に影響していましたが、体重は無関係だったのです。

飽和脂肪酸とオメガ6不飽和脂肪酸の摂取は関節炎を悪化させる

教授らは、次の3種類の脂質をそれぞれ摂取させたラットの関節組織を調べました。

①飽和脂肪酸(saturated fatty acid)

②オメガ6不飽和脂肪酸(ω-6 polyunsaturated fatty acid)

③オメガ3不飽和脂肪酸(ω-3 polyunsaturated fatty acid)

すると①飽和脂肪酸②オメガ6不飽和脂肪酸は関節炎を悪化させ、異所性骨化と組織変性を進行させました。

しかし③オメガ3不飽和脂肪酸にはケガの治りを促進させる効果があったのです。

また総カロリーの8%までの量のオメガ3不飽和脂肪酸を摂取すると、レプチン(leptin)とレジスチン(resistin)が減少していました。

※レジスチン:脂肪細胞から分泌されインスリン抵抗性を上昇させる。肥満によって量が増えるため、糖尿病の原因の1つと考えられている。

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オメガ3不飽和脂肪酸の種類と含有量の多い食品とは

オメガ3不飽和脂肪酸の中でもヒトに必須な脂肪酸は次の3つです。

アルファリノレン酸(ALA)

エイコサペンタエン酸(EPA)

ドコサヘキサエン酸(DHA)

これらを多く含む食べ物として、次の魚や植物があります。

魚:サバ、イワシ、ニシンなどの青魚、サケ、メカジキ、イカなど

海洋生物のエサであるオキアミにオメガ3不飽和脂肪酸が含まれているため、海産物の含有量は高めです。

植物:バジルシード、チアシード、シソ、ベリー、キャノーラ油など

バジルシードチアシードについては以前紹介しています。

まとめ

この記事では、関節の痛みに体重は関係なく、オメガ3不飽和脂肪酸を摂取することで傷を治すことができるとする研究を紹介しました。

オメガ3不飽和脂肪酸は、多くの魚や特定の植物から摂取することができます。

適切な量の脂質を摂取して関節痛を抑えましょう。

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