塩分2倍で血管も2倍に?1日の塩分摂取量と心血管障害の関係とは

ぜひシェアボタンを押してください!

塩分

1日の塩分摂取量を守られていますか?

塩分を過剰摂取すると高血圧の原因となり血管系障害の発症リスクを高めます。

特に2型糖尿病の方は多くのガイドラインで食塩の摂取を控えなさいと勧められています。

では具体的に1日何グラムまでなら塩分をとっても良いのでしょうか?

この記事では、2型糖尿病患者さんの心血管障害の発生頻度と1日の塩分摂取量との関係を調査した研究を紹介します。
[ad#ad-11]
Reference:Horiakwa C., et al., J Clin Endocrinol Metab. Dietary Sodium Intake and Incidence of Diabetes Complications in Japanese Patients with Type 2 Diabetes – Analysis of the Japan Diabetes Complications Study (JDCS).

スポンサーリンク

1日5.9 gの塩分は心血管障害リスクを2倍にする

新潟大学健康栄養学科(University of Niigata Prefecture Faculty of Human Life Studies)の堀川千嘉助手は、1日どれくらいの塩分をとることが病気になる危険性を高めるのか調査を行いました。

HbA1cが6.5%以上の2型糖尿病患者1,588人(40~70歳)のデータから、塩分量が1日2.8 g5.9 g の場合で病気のリスクを比較しました。

その結果、1日5.9 g の塩分を摂っていた場合、心血管障害を起こす危険性が2.07倍になることがわかりました。

さらにHbA1cが9%以上だった場合、そのリスクは9.81倍にまで上昇してしまったのです。

この研究では、1日の塩分量が1 g 増えるだけでも発病のリスクが大きく高まることが示されました。

栄養成分のナトリウムは塩分量ではない

加工食品の栄養成分表にはナトリウム量が表示されています。

ナトリウム(Na)は食塩(NaCl)の元素であり、食品に含まれている塩分量を示しています。

しかし、このナトリウム量は塩分量ではない点に注意が必要です。

ナトリウムの原子量は23であり、食塩の原子量は58.5です。

この差の35.5はNaCl のCl(塩素)の原子量です。

つまり表示されているナトリウムに2.54を掛け算した値が真の塩分量になります。

私の大好きなカルビーのポテトチップスうすしお味(60 g)には、ナトリウム237 mg と表示されています。

237 mg × 2.54 = 0.602 gが本当に含まれている塩分の量です。

この点に注意しないと、塩分制限をしているつもりで危険な量の食塩を食べてしまっている可能性があります。

スポンサーリンク

まとめ

この記事では、1日の塩分摂取量が5.9 g になると心血管障害になるリスクも2倍になるとする研究を紹介しました。

塩分の摂りすぎは高血圧だけではなく様々な病気の原因となります。

このため毎日の食生活で塩分を制限する必要がありますが、食品に表示されているナトリウムは2.54倍しないと塩分重量にならないため注意が必要です。

1日の塩分量をコントロールして病気の発症を予防しましょう。

【下の関連記事と新着記事もいかがですか?】

スポンサーリンク

ぜひシェアボタンを押してください!

フォローボタンで最新記事をお知らせ