低炭水化物ダイエットすればカロリーの高い食事でも脂肪は増えない

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炭水化物抜き

血液中の脂肪量が高いと、心臓病や糖尿病になる危険性が増えます。

では血中脂肪を減らすためには、どうすれば良いのでしょうか?

普通に考えれば、脂質や油の摂取量を減らせば体内に吸収される脂肪の量が減るため、血中の脂肪量も減ると思われるかもしれません。

しかし人間の体は、もっと複雑な仕組みで成り立っているようです。

この記事では、炭水化物(糖質)の摂取量が血中の脂肪量と比例していて、脂肪の摂取量とは無関係だとする研究を紹介します。
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Reference:Volk BM., et al., PLOS One. 2014. Effects of step-wise increases in dietary carbohydrate on circulating saturated fatty acids and palmitoleic acid in adults with metabolic syndrome.

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3ヶ月間で9キログラムのダイエットに成功

アメリカのコネチカット大学(University of Connecticut)のJeff S. Volek准教授らは、決められたカロリー摂取量の中で炭水化物と脂肪の比率を変化させて、血中の脂肪酸や糖尿病マーカー(インスリン抵抗性など)にどのような影響があるのか調査を行いました。

メタボの男性16人の1日の摂取カロリーを2,500kcal と定め、必ず130gのタンパク質を食べるレシピを作成しました。

最初の3週間は炭水化物47g、脂肪84gの食事を食べてもらい、その後、3週間経つごとに少しずつ炭水化物の量を増やして脂肪の量を落としていきました。

その結果、約9kg の減量に成功したのです。

そして血中の脂肪酸の量を測定していったところ、興味深い数値の変化が見られました。

炭水化物を抜けば脂っこい食事でも体内の脂肪は増えない

この実験では、炭水化物量の少ない食事をしていた期間のほうが、脂肪が少なくても炭水化物の量が多い食事をしている期間よりも痩せやすいことがわかりました。

また脂肪をどんなに減らしても、炭水化物を十分に摂取していると血中の脂肪量は維持されてしまっていました。

逆に脂肪をどんなに食べていても、炭水化物量を制限していれば血中の脂肪量は低下していくことが判明したのです。

そして糖尿病の指標であるインスリン抵抗性などのバイオマーカーの値も、低炭水化物ダイエットをしていれば低い値に維持されていることがわかったのです。

まとめ

この記事では、炭水化物を制限すれば、脂質の多い食事をしていても体内の脂肪は減るという研究を紹介しました。

一般的な感覚では、脂肪を摂取しなければ体内の脂肪は燃焼して減っていくと思ってしまいます。

しかし実際は、油の多い食事をしていても炭水化物さえ抑えていれば、脂肪がつかないということがわかりました。

高カロリーで脂質の多い外食が多くなる季節です。

糖質を制限することで、太ることを予防してみてはいかがでしょうか。

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