ストレスによって運動が無駄になりダイエットが辛くなる理由

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photo credit: Life Mental Health via photopin cc
皆さんは、どんなときにストレスがたまっていると感じますか?

仕事で上司から理不尽な怒られ方をしたとき?

友達付き合いの中でいやな思いをしたとき?

家族と意見が合わなかったりしたときかもしれませんね。

私はストレスがたまるとやけ食いしたくなるので、出来るだけストレスのない環境にいたいと思っていますが、なかなかそうはいきません。

この記事では、ストレスによってせっかく行った運動の効果が無駄になり、心理的にもダイエットが辛くなる体の仕組みについて紹介します。

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ストレスは過食を促し、代謝を低下させ、満腹感を感じにくくする

ストレスによって次の因子が働くことで、体は食物をたくさん取り込もうとし、エネルギー消費量を減らそうと代謝を低下させ、さらに満腹感を感じにくくなってしまいます。

神経ペプチド Y (Neuropeptide Y)

神経ペプチド Yはストレスを受けると脳の視床下部弓状核において産生され、室傍核に放出されます。

室傍核は肉体的および心理的ストレスによって活性化され、神経ペプチド Yの量が増えると過食になり、逆に通常よりも神経ペプチド Y の存在量が減ることで、食物の取り込み量が減ることも報告されています。

また筋肉のインシュリン抵抗性を高め、栄養の取り込みを阻害します。これにより体のエネルギー消費量を低下させることが分かっています。

さらに飽食刺激を伝えるレプチン(leptin)の受容体を変化させ、満腹感を感じにくくさせてしまいます。

この因子は特にお腹周りの脂肪の蓄積に関与していることが分かっており、神経ペプチド Y の放出量をコントロールすることで、この望まれない脂肪達を減らす研究が行われています。

さらにストレスによって次の因子が働くことで、脂肪細胞がより脂肪を溜め込むようになり、ダイエットを行う気力を低下させます。

 ストレスは脂肪の蓄積を増加させ、脳機能を低下させる

副腎皮質ホルモン(Corticosteroid)、コルチゾール(Cortisol)、副腎皮質刺激ホルモン(adrenocorticotropic hormone, ACTH)

副腎皮質ホルモンはステロイドホルモンの一種であり、副腎皮質刺激ホルモンによって分泌が刺激されます。

コルチゾール(Cortisol)は副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種です。

これらの因子は血液中のコレステロールや中性脂肪値を上昇させるため、手足といった体の末端部では脂肪が減りますが、顔や首、腹部といった体の中心部の脂肪量が増加します。

同時に糖新生を促し筋肉のタンパク質を分解し筋力の低下が起こるため、体のエネルギー消費量も減ってしまいます。

特にコルチゾールの多量の分泌は、脳の記憶をつかさどる海馬を萎縮させてしまうため脳機能自体の低下を促し、気力の低下や倦怠感を増長します。

これにより、ダイエットそのものを続けることが困難になります。

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まとめ

このように強いストレスのある環境下では、体が脂肪を増やそうとする経路がいくつも見つかっています。

それは体が自己を守ろうとする適切な機能なのですが、ダイエットを行う場合には、これらの機能を制御することが必要です。

ダイエットを行う際には、運動や食事だけではなく心の調整も行って、効率的なダイエットをするように心がけましょう。

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