きっかけは?タバコと精神疾患と脳遺伝子の密接な関係とは

ぜひシェアボタンを押してください!

タバコ

最近、タバコの量が増えてはいませんか?

イライラすることが多くて、どうしてもタバコを吸ってしまう。

でも、それはただのストレスのせいでしょうか?

この記事では、ある遺伝子の違いによって統合失調症を患っている方の煙草の量が増えるという研究を紹介します。

Reference:Mika Hirasawa-Fujita M., et al., Clin Schizophr Relat Psychoses., Genetic Variation of the Mu Opioid Receptor (OPRM1) and Dopamine D2 Receptor (DRD2) is Related to Smoking Differences in Patients with Schizophrenia but not Bipolar Disorder.

スポンサーリンク

心の病とタバコ量の関係とは

アメリカのミシガン大学(University of Michigan)のEdward F Domino教授らの研究グループは、精神疾患を抱えている方の喫煙量が増える原因として、脳の受容体の遺伝子の違いに着目しました。

教授らは177人の統合失調症患者さんたちに対して、喫煙者、禁煙者、タバコを吸ったことの無いヒトたちに分けて遺伝子を調べました。

男性のほうが喫煙率は高かったのですが、女性のほうが1日あたりの本数は多かったとのことです。

その結果、ミューオピオイド受容体の遺伝子に違いが見つかり、この受容体の機能が低下していると1日あたりの喫煙量が有意に増加していることがわかりました。

鎮痛、報酬に関わるミューオピオイド受容体とは

ミューオピオイド受容体(μ Opioid Receptor)は、脳内で痛みを抑える鎮痛作用や、幸せな気分を感じる多幸感に関与している器官です。

この器官は麻薬の成分であるアヘン類物質の働く場所であり、痛みを弱めるモルヒネ、フェンタニル、コデインといった薬の作用場所でもあります。

鎮痛系の薬物を乱用すると、この受容体の機能が弱まり、タバコの本数も増えていくとの報告があり関係が示唆されています。

スポンサーリンク

まとめ

精神疾患を抱えている方の喫煙量が増えることはよく知られています。

この研究では、一部の遺伝子の違いによって脳の受容体の機能が低下してタバコの効果が弱くなり、1日の本数が増えることがわかりました。

何が最初の引き金となるのか、遺伝子か心の病気かタバコの本数か、それはまだ不明です。

しかしタバコによって気管に多くの悪影響があることは、すでにわかっています。

肉体的にも精神的にも健康的な生活を送るためにも、禁煙に取り組んでみませんか?

禁煙グッズの購入はamazonをオススメします。

スポンサーリンク

ぜひシェアボタンを押してください!

フォローボタンで最新記事をお知らせ