夜の寝る前のスマホが脂肪を増やして太る作用がある理由とは

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スマホ太る

スマートフォン(smart phone)は多機能な携帯電話であり、タブレットと同じくインターネットを利用した様々なアプリが入っています。

そのためパソコンを起動しないで、スマホだけ使っているという方も多いのではないでしょうか。

このように手軽で便利なスマートフォンですが、夜の何時くらいまで使っていますか?

もし22時(午後10時)を超えてもスマホの画面を見ているのであれば、そして寝る前まで使い続けているのであれば、あなたのエネルギー代謝量は激減している危険があります。

この記事では、メラトニンの量がミトコンドリアの呼吸量(カロリー消費量)に影響しているとする研究を紹介します。
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Reference:Jimenéz-Aranda A., et al., J Pineal Res. 2014. Melatonin improves mitochondrial function in inguinal white adipose tissue of Zücker diabetic fatty rats.

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液晶画面のブルーライトが人を肥満にする3つの原因とは

スマートフォンやタブレット、PCやテレビの液晶画面からはブルーライトと呼ばれる光が出ていることは、ご存知だと思います。

この特殊な人工的な光は、紫外線を含む太陽光と同じく、脳内ホルモンであるメラトニン(melatonin)の分泌を妨げて量を減らす作用があります。

メラトニンは睡眠前(22時)から深夜(2時)にかけて分泌されるホルモンであり、眠気を誘って睡眠に導く効果があります。

このため日中に眠たくならないように太陽光を浴びると分解される仕組みになっているのですが、スマホの画面から出るブルーライトにもメラトニンを分解してしまう作用があります。

メラトニンが分解されてしまうことで、脂肪がつきやすく太りやすくなる3つの原因があります。

食欲が減らない(空腹感が増える)

メラトニンが体内からなくなってしまうため、 体は夜になったことを感じることができません。

そのため体を働かせるためにカロリーを摂取しようとします。

これは食欲増進ホルモンであるグレリンの作用によるものです。

通常は夜になって眠たくなるにしたがってグレリンの量は減少し、食欲は抑制されていくのですが、いつまでたっても空腹感を感じ続けるため、夜食や間食が増えてしまうのです。

睡眠の質が落ちる

眠りに落ちる前に十分な量のメラトニンがないと、質の良い睡眠をとることができません。

睡眠の質が悪いと、交互に繰り返す深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)のバランスが崩れて、脳を休ませる深い眠りに入れなくなってしまうのです。

このノンレム睡眠が少ないと脳にストレスが溜まってしまい、それを解消するための過食をしてしまいます。

さらに食欲抑制ホルモンであるレプチンの量も減少して、日中でも多くの食事を食べてしまうようになるのです。

ミトコンドリアが働かなくなる

ミトコンドリアは細胞内にある機関のひとつであり、エネルギー産生機能を担っています。

普段の食生活の中で食べた炭水化物(糖質)、脂肪(脂質)、たんぱく質(アミノ酸)は、最終的にはミトコンドリアでエネルギーとして使われます。

このためミトコンドリアがきちんと働いていれば、太りにくい体質になることができます。

そして最近の研究で、このミトコンドリアを動かすためにはメラトニンが必要だということがわかったのです。

メラトニンを飲めばミトコンドリアはしっかりとカロリーを消費する

スペインのグラナダ大学(the University of Granada)のAhmad Agil教授らは、概日リズム(サーカディアンリズム)を制御しているメラトニンとミトコンドリアの関係を調べました。

教授らは、普通の痩せているラットと太りやすい肥満のラットのミトコンドリアの活動量を、メラトニンがある場合と無い場合とで異なるのか比較しました。

その結果、メラトニンを経口で摂取することでミトコンドリアのエネルギー消費量(呼吸量)が増えることがわかったのです。

これは基礎代謝のカロリーが何もしなくてもメラトニンだけで変化することを示しています。

言い換えればブルーライトによってメラトニンが減ってしまうと、それだけで基礎代謝が減少して太りやすい体質になってしまうのです。

では、スマホを使う時間を減らせばよいのかと言えば、それだけでは済まないようです。

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人工の光には全てブルーライトが含まれている

教授によると人工光は全てメラトニンに影響する可能性があるため避けるべきだとのことです。

家の外の街灯や信号機、照明やネオンサイン、液晶看板や自動車のヘッドライトも見ないほうが良いでしょう。

家の中では、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンやテレビだけではなく、照明のライトや電化製品のスイッチランプなどのわずかな光も、あなたのメラトニン分泌を邪魔する危険性があります。

しかし現代社会の生活において、このような数多くの人工の光を避け続けることは不可能に近いことです。

そのため普通の生活をしていてもメラトニンを減らさない工夫が必要になります。

メラトニン分泌量を守る2つの方法とは

体内のメラトニンの量を保つためには、メラトニンの量を増やす方法と減らさない方法があります。

メラトニンを含む食品を食べる

この研究でもご紹介したように、メラトニンは脳内の視床下部から放出されるホルモンでありながら、食べたり飲んだりすることで同じ効果を得ることができます。

アメリカではメラトニンのサプリメントも市販されていますが、野菜や果物、ナッツ類やコーヒー、紅茶にもメラトニンは入っています。

これらの食べ物を積極的に摂取することで、足りないメラトニンを補充することができるのです。

ブルーライトカットメガネをかける

メラトニンはブルーライト波長帯の光を目で感じることで、分解されたり分泌量が変化します。

このためブルーライトをカットする眼鏡をかけることで、メラトニンが不足しないように対策できるのです。

ブルーライト対策眼鏡には、波長をカットするフィルムやコートが施されています。

しかし効果や予防量には差があるため、適切な製品を選ばれた方が良いでしょう。

まとめ

この記事では、スマホなどの液晶画面から発生するブルーライトが、脳内ホルモンであるメラトニンの量を減らしてヒトを太らせる3つの原因として、

食用が減らない

睡眠の質が落ちる

ミトコンドリアが働かなくなる

をご紹介しました。

また人工の光にはブルーライトが含まれているため、メラトニンの量を確保するための対策として、

メラトニンを含む食品を食べる

ブルーライトカットメガネをかける

もご紹介しました。

メラトニンは睡眠だけではなく代謝にも影響する大切なホルモンです。

便利なスマートフォンの利用時間を制限することは難しいので、少しでも減ってしまったメラトニンを回復させて、太りにくい体質に変えていくことをオススメします。

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