男性よりもストレスに弱い女性にオススメのストレス解消法とは

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ストレス解消

「私は女だから、ひ弱な男よりもストレスには耐性がある」

そう誤解してはいませんか?

「女は出産の痛みに耐えなければならないから強い。男は陣痛には耐えられない」

これは確かな情報です。

しかし心理的なストレスと肉体的なストレス(痛覚)はヒトの体にとって全く異なるものです。

弱い痛みならドンと来い?男性は弱い痛みなら女性よりも強いでも紹介したように、女性の体は肉体的な痛みであれば男性よりも耐久力があります。

しかし心にストレスを与えられると、男性よりも繊細で高い感受性を示します。

そう女性はメンタルにおいて、脆くて儚い、か弱い存在なのです。

この記事では、同じ心理的ストレスでも女性のほうが心臓に負担がかかることを確かめた研究と、女性がストレスに弱い理由、そして効果的なストレスの解消方法を紹介します。
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Reference:Samad Z., et al., J Am Coll Cardiol. 2014. Sex Differences in Platelet Reactivity and Cardiovascular and Psychological Response to Mental Stress in Patients With Stable Ischemic Heart Disease.

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女性のほうが男性よりもストレスで虚血性心疾患を発症しやすい

感情的なストレスを感じると、心循環器系の血管への影響や精神的な反応が引き起こされることがわかっています。

ストレスが心筋梗塞や心血管障害の危険性を高めることは判明していましたが、性別によって差があるのかは不明でした。

アメリカのデューク大学(Duke University)のZainab Samad医師らは、同じストレスを感じたときに男女の反応を比較しました。

310人の被験者(女性18%、男性82%)に対して心理的なストレスを負荷するテストを行い、テスト中に心エコー検査を、テスト後に血液検査、血圧、心拍数を測定しました。

その結果、女性のほうが男性よりもストレスによる血圧と心拍数の増加率が高く、 血液の凝固作用(血小板の働き)が強まり血管がつまりやすくなる(血栓ができやすくなる)ことがわかったのです。

これらの症状は心循環器系の血管にダメージを与えるため、やがて心疾患の発生率を高める可能性があります。

またテスト後の精神科医による心理分析においても、女性のほうが男性よりもネガティブな感情が多く、ポジティブな感情が減少していることが判明しました。

では、なぜ女性は男性よりもストレスを感じやすいのでしょうか。

女性は男性よりも脳内ホルモンが少なく、環境の変化が多く、グループ内の同化が強い

女性が男性よりも心理的なストレスに弱い理由として、構造、人生、仲間意識の違いがあります。

女性はセロトニンホルモンが男性の半分しかない

精神を安定させる作用のあるセロトニンは、ストレスの緩和に重要な役割を担っています。

ヒトを含めた哺乳類はストレスを感じると、戦うか逃げるかの対応をするために興奮性の脳内ホルモンであるドーパミンやノルアドレナリンが分泌されます。

一時的な興奮性ホルモンの放出は体温を高め筋肉を増強しますが、長期間、持続した放出が続くと脳組織や精神障害を引き起こす可能性があります。

セロトニンは抑制性ホルモンとして、これらの興奮性ホルモンのダメージを癒す作用があります。

しかし女性のセロトニン分泌量は男性の5割程度とされており、さらに原料であるトリプトファンが不足すると、ほとんどセロトニンが作られなくなってしまいます。

この脳構造の違いがストレスに対する力の性差を生み出すのです。

女性は月経周期、妊娠出産、更年期によりホルモンバランスが変動する

男性ホルモンであるテストステロン、女性ホルモンであるエストロゲンは肉体的のみならず精神的にも男女の安定性を維持するために大切です。

男性の場合、テストステロン量は中高年になるまでは、あまり変動しません。

しかし女性の場合、エストロゲン量は毎月の生理周期によってさえ変化し、妊娠と出産による増加と減少、中年以降の更年期の激減と、そのたびに心理的な変化を受け止めなければならないのです。

また恋愛や結婚、家事や育児でもパパよりもママの負担が大きいのが現状です。

これらの周囲の状況の変化は弱くても継続的なストレスの原因となるため、生活の中でも女性は男性よりも多くのストレスを感じなければならないのです。

女性は家族、友人、職場との一体感を作ろうと努力する

女性は、その社会性において同質化を進めてしまう傾向があります。

男性の場合、友人であっても趣味が完全に一致することは稀であり、その都度、異なるグループに参加していくことが普通です。

しかし女性の場合、男性よりもその集団を維持していこうとする本能によるプレッシャーが強いため、多少の無理をしてでも組織の安定に努めてしまうのです。

このような違和感を抱えたままの生活は、意識しなくても心に負担をかけることになります。

そして、このような意識は男性には無く女性特有のものであるため、恋人やパートナー、配偶者の理解を得られないことも、女性のストレスの種を増やすことになります。

では、どのようにして女性はストレスを無くすべきなのでしょうか。

女性のストレス解消に必要な3つの考え方とは

男性よりもストレス耐性が低く、ストレス環境に陥りやすい女性のストレス対策に必要なものは、食事、運動、思考に注意することです。

セロトニンの原料であるトリプトファンを含む食品を食べる

女性が男性よりもストレスに弱い原因のひとつである抑制性ホルモンセロトニンの量が少ないことを解決するためには、セロトニンの原料であるトリプトファンを多く含む食べ物を食べることです。

トリプトファンはアミノ酸の一種であるため、タンパク質を多く含んでいるチーズや牛乳などの乳製品や、大豆と豆類、肉や魚、卵類を食べることでトリプトファンを吸収することができます。

トリプトファン入りのサプリメントも市販されているようです。

多量のトリプトファンを腸から体内に取り込むことで、セロトニンの分泌量を増やすことで、ストレスを癒す効果が期待できます。

有酸素運動は脳の血流を増やして脳疲労を回復させる

有酸素運動は全身の血管を拡張させて血液の流れを改善するため、筋肉の強化や疲労回復だけではなく、脳細胞の疲労回復効果もあります。

最新の研究では、運動によって脳の血流が改善することで思考能力自体も向上することがわかっています。

脳に栄養を与えて休憩をとらせることで、ストレス量を減らす効果も期待できます。

激しい運動をする必要は無く、ウォーキングで散歩や、ジョギングで大会に参加しても良いかもしれません。

カラオケで歌うことやダンス、自転車競技なども運動に入ります。

意識的に情報を選別することで思考の幅を広げる

好きなテレビのバラエティやお笑い、ドラマなどを見ることでもストレスの解消にはなります。

ただし、あえて言えば受動的に知識を得るだけでは不十分です。

読書やインターネットなど、意識的に情報を探して得ていくことで効果的に脳の働きが改善し、ストレスを癒すことができます。

積極的に情報の習得をするようにしましょう。

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まとめ

この記事では、同じストレスを与えても女性のほうが男性よりも心疾患を発症する危険性が上昇するという研究を紹介しました。

女性は肉体的にも社会的な立場に置いても男性よりもストレスを強く多く感じて、イライラしてしまう傾向があります。

そのストレスはホルモンバランス、血行の改善、知識の増加によって解消することが可能です。

仕事や学校でのストレスを軽減し、うつなどの精神的な問題を発症させないように、対処していくことをオススメします。

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