女性は特に注意!! 太っていると若くても乳がんリスクが高まる

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乳がん

皆さんは乳がん検査を受けられたことがありますか?

日本人女性の6%が生涯の中で乳がんにかかり、毎年1万人以上の方が亡くなっています。

また他のガンと比べて30歳代から発生割合が増える、若い世代でもなりやすい癌です。

この記事の写真は、乳がん知識の啓蒙と検診を勧めているピンクリボン運動のシンボルです。

この記事を機会に、若い方にも乳がんについて関心を持っていただければ幸いです。

この記事では、閉経前の若い世代では太っていることが乳がんの死亡率を上げるとする研究について紹介します。

Reference:Hongchao Pan, et al., J Clin Oncol., Effect of obesity in premenopausal ER+ early breast cancer: EBCTCG data on 80,000 patients in 70 trials.

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肥満は閉経前の若年乳癌リスクを高める

これまでの研究では、太っていることは閉経後の比較的高齢になったときの乳癌リスクを高めるとされてきました。

乳癌の80%は女性ホルモン(エストロゲン)によって活性化する性質があります。

閉経後は女性ホルモンの分泌量が少なくなるため乳癌になっても増殖しにくいと考えられますが、肥満のままだと女性ホルモン量が維持されるため乳癌リスクが高まるのではないかと考えられてきました。

しかし最新の研究では、むしろ女性ホルモン量の多い若いときに太っていることが乳癌によって亡くなる確率を増加させることが分かったのです。

早期乳癌患者8万人のデータから分かったBMIの影響

イギリスのオックスフォード大学(University of Oxford)のHongchao Pan 博士らは、若くして乳癌を発症した8万人の情報を分析し、太っていることが乳癌によって死亡する確率を高めることを報告しました。

この研究によると、8万症例の中でもエストロゲン受容体(Estrogen Receptor、ER)に陽性反応を示すER陽性患者2万例において、肥満が乳癌死に影響を与えていることが判明しました。

体重を身長の2乗で割った数値、ボディマスインデックス(BMI)= 30を超えた肥満のヒトはBMI = 20~25 のヒトと比べて、乳癌による死亡率が1.34倍に増加していました。

閉経後の乳癌患者4万人についても肥満であると乳癌死亡率が増加していましたが、1.06倍という若い時期に発症した場合と比較するとわずかな増加に止まりました。

まとめ

乳がんは自分で胸を触って「しこり」を探す自己チェックによって変化に気づくことができます。

乳がん検査というと、胸を挟むマンモグラフィーを想像されるかもしれませんが、現在では超音波による痛みの無い検診も行われています。

乳がんはガンの中でも比較的若い時期に発症確率が増加するガンですが、早期発見により90%以上の確率で治るとされています。

検査と共に、ダイエットをして肥満を解消して、乳がんのリスクを減らしましょう。

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