母親の肥満は乳幼児突然死症候群の確率をどれくらい上げるのか?

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乳幼児突然死症候群

長い妊娠期間を経て、やっと産まれてきてくれた赤ちゃん。

その最愛のわが子が突然亡くなってしまったとしたら、その悲しみと苦しみは耐えられないものです。

1歳未満の乳幼児の死亡原因として、出産時の窒息、先天的な障害、そして乳幼児突然死症候群があげられます。

実は、これらの赤ちゃんが亡くなる原因として、母体の肥満が原因だとする研究が報告されました。

この記事では、妊娠中と出産後に適切な体重を維持すれば、乳幼児の死亡の11%を予防できるとする研究を紹介します。
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Reference:Stefan Johansson, et al., BMJ. 2014. Maternal overweight and obesity in early pregnancy and risk of infant mortality: a population based cohort study in Sweden

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妊娠中の体重増加を抑えないと母体に危険がある

妊娠期間中は、どうしても太りやすくなります。

生まれてくる赤ちゃんに母乳を与えるため、栄養を貯めるという利点もあります。

一方でホルモンバランスの変化やストレスによる過食によって、過剰に体重が増えてしまうこともままあります。

もともと太っている方の場合、妊娠期間中の体重の増加は、痩せている方や標準体型の方と比べて緩やかになる傾向があります。

しかし最終的な体重が普通よりも重いことは、妊娠糖尿病や高血圧、心臓病などのリスクを上げることになります。

そして近年の研究では、この妊娠中の肥満が母体だけではなく乳児にも危険だと言うことがわかってきました。

妊婦のときに過体重や肥満だと子どもの死亡率が上昇する

スウェーデンのカロリンスカ医科大学(Karolinska Institutet – ett medicinskt universitet)のSven Cnattingius教授らは、妊婦の体重が乳幼児の死亡率に与える影響について調査を行いました。

185万人の妊娠と出産を記録した1992年から2010年までのデータを分析したところ、5,428人の赤ちゃんが亡くなっていることが判明しました。

そしてBMI(ボディマスインデックス)が30以上の母親から生まれた乳幼児は、標準体重(BMI 25以下)の母親から生まれた乳幼児よりも、2倍以上の確率で死亡していたのです。

母体に過度の脂肪がついてしまっていると、胎児に様々な悪影響を与えることになります。

また乳幼児突然死症候群の発生と、添い寝している母親の肥満度に関連が疑われています。

もし母親が妊娠中と妊娠後に適切な減量を行っていれば、乳幼児の突然の死亡を11%減らせるという意見すらあるのです。

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まとめ

この記事では、妊娠中と妊娠後の肥満が赤ちゃんの死亡率を上げる原因だとする研究を紹介しました。

母体の肥満と乳幼児の突然死には関係があると考えられており、これは減量によって標準体重に戻すことで予防可能だと考えられています。

大切な赤ちゃんが亡くなってからでは遅いのです。

後悔をしないように、今からダイエットをはじめましょう。

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