隠れているかも?心臓発作を起こした人の10人に1人は隠れ糖尿病

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狭心症 心臓発作

心臓発作や心臓麻痺は循環器に発生する突発的な発作を意味します。

正確には狭心症や心筋梗塞といった心筋に酸素を送っている冠動脈の異常によって起こる虚血性心疾患を指します。

どちらも糖尿病に罹っていることがリスクに挙げられますが、ある理由によって、心臓発作を起こした人が糖尿病ではないと判断されてしまい、2回目の心臓発作を予防できない恐れがありました。

この記事では、心臓に病を持つ患者さんにある検査を行ったところ、10%の患者さんが新たに糖尿病だと判明したという研究を紹介します。

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心臓病患者の再検査の結果、10%に糖尿病が発見された

Title:More than 10 percent of heart attack patients may have undiagnosed diabetes

アメリカのミズーリ大学(University of Missouri)の准教授であるSuzanne V. Arnold医師は、全米の病院で心臓麻痺を起こした2, 854人が糖尿病ではないか検査を行いました。

検査方法は糖尿病の基準マーカーのひとつであるHbA1c量を調べることです。

その結果、糖尿病と診断されていなかった287人の患者さんが新たに糖尿病と診断されました。

ではなぜ、これまで検査が行われなかったのでしょうか?

心臓病になると糖尿病の基準であるHbA1cが増える

その理由は、心臓病患者のHbA1cが高い値を示すためです。

そのためHbA1cが高くても心臓病のせいだと判断され、糖尿病にかかっているとは考えられなかったのです。

これにより糖尿病と診断されていなかった患者さんたちは糖尿病の治療を受けることができていませんでした。

糖尿病検査を行い治療を開始しなければならない

Arnold医師は、次の2点について警告を行っています。

①心臓病と糖尿病はしばしば同時に発症しており、心臓病に着目するあまり糖尿病を見過ごしてはならない

②入念な検査を実施し、糖尿病に対する適切な治療を開始しなければならない

実際にArnold医師の病院では検査を行うことで新たな糖尿病患者を発見し続けており、HbA1cをきちんとチェックするだけで17倍も糖尿病の発見率が上がると述べています。

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まとめ

心臓発作は糖尿病が原因となる危険性がありますが、ひとたび心臓麻痺を起こすと糖尿病にかかっているかどうかが判断されにくくなります。

そのため適切な治療を受けることができずに、糖尿病の悪化や再度の心臓発作の危険性が高くなってしまいます。

事前に検査を受けたり、ダイエットをして生活習慣病を予防することで、狭心症や心筋梗塞による突然死のリスクを避けましょう。

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