子宮体がんの原因である肥満のままだと何倍がんになりやすい?

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子宮体がん

子宮体がん(Endometrial cancer)は、子宮内部の上皮組織である子宮内膜に発生する癌であり、子宮内膜がんとも呼ばれています。

子宮頸部に発生する子宮頸がん(Cervical cancer)の原因は、性行為感染症(STD)によるヒト乳頭腫ウイルス(HPV)の感染によるものであるのに対して、子宮体がんの原因は過剰な女性ホルモン(エストロゲン)によるものだと考えられています。

このため体内のホルモンバランスを崩してしまう肥満が、癌を発生させる原因の一つだと予想されてきました。

この記事では肥満に関連する症状が、どれくらい子宮体がんのリスクを上昇させるのか調べた研究を紹介します。

by yellocheer
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Reference:Trabert B., et al., Cancer Epidemiol Biomarkers Prev. 2015. Metabolic Syndrome and Risk of Endometrial Cancer in the United States: A Study in the SEER-Medicare Linked Database.

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太っていると最大2倍も子宮体がんになりやすい

感染症によって若い女性に起こりやすい子宮頸がんとは異なり、長期間の女性ホルモンの乱れによって発症する子宮体がんは40代以降から罹患率が上昇していきます。

アメリカの国立がん研究所(National Cancer Institute)のBritton Trabert 博士らは、肥満と子宮体がんのなりやすさに関連がないか調査を行いました。

博士らは1993年から2007年までに子宮体がんにかかった16,323名の女性と、子宮体がんになったことのない100,751名の比較を行いました。

その結果、肥満の人の子宮体がん発症率は健常人の1.95倍に増えていたのです。

メタボの諸症状が子宮体がんの原因となる

肥大した脂肪細胞の影響により、子宮体がんの発生率は大きく上昇していました。

そして肥満の前段階であるいくつかの症状も、子宮体がんの危険性を上げることがわかりました。

メタボリックシンドローム(腹囲80cm以上)でも、発症率は1.39倍

空腹時血糖が高くても、発症率は1.36倍

高コレステロールでも、発症率は1.13倍

高血圧だけでも、発症率は1.31倍に上昇していました。

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まとめ

この記事では、子宮体がんの原因となる肥満を解消しないと、約2倍も発症率を高めてしまうとする研究を紹介しました。

太っていなくても、メタボリックシンドロームに該当するいくつかの症状を治さないでいることは、将来の子宮体がんリスクを高めてしまう結果になります。

メタボリックシンドロームの治療と予防には、適度な運動とカロリーコントロールによる減量が有効です。

未来の癌を予防するためにも、ダイエットを始めることをお勧めします。

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