短い期間で痩せたほうがリバウンドせずにダイエットに成功しやすい理由とは

更新日:

リバウンド

痩せたと思っていたらリバウンドしてしまったことはありませんか?

ダイエットに挑戦した人の9割以上がリバウンドを経験すると言われています。

リバウンドを避けるためのダイエット方法の1つとして、急激なダイエットをしないというものがあります。

1週間や2週間、1ヶ月で何キログラムも減らすと、一時的には痩せても結局は元の体重に戻ってしまう危険性が高まるため、長い時間をかけて長期的に体重を落としていこうというものです。

でも、本当に短期間のダイエットはリバウンドしやすいのでしょうか?

この記事では、リバウンドを起こす本当の原因と、急激に痩せてもゆっくりと体重を減らしてもリバウンドする割合は同じだという研究を紹介します。
[ad#ad-11]
Reference:Katrina P., et al., The Lancet. 2014. The effect of rate of weight loss on long-term weight management: a randomised controlled trial.

336固定




リバウンドはなぜ起こる?原因とされる3つの間違いとは

ダイエットに成功したつもりでいたら、気がついたら元の体重に戻っていた。

ひどい時には、元の体重よりも増えてしまっていることもあります。

このようなリバウンドをしてしまう理由として、次の3つがよく挙げられています。

停滞期のためにリバウンドする

ホメオスタシスのためにリバウンドする

意志が弱いからリバウンドする

そして、この3つの原因のそれぞれに対する対策がセットになって説明されている場合が多いのですが、これらの方法でリバウンドに耐えられた方は少ないのではないでしょうか。

それは、この3つの理論が全て間違っているから、と言うよりも3つの原因は全て一緒のことなのに別けて考えられているため混乱してしまうと言ったほうが良いかもしれません。

体重が減ったことによってカロリー消費量が減っていくことがリバウンドの真の原因

あなたが痩せようと脂肪を落とそうと思われたのは、なぜですか?

それは、これまでの普通の生活をしてきた中で体重が増えたから、お腹周りが気になってきたからなどの理由があるのではないでしょうか。

そして運動やカロリー制限を始めてダイエットをしてみると、どんどん体重が減っていく。

順調に痩せていくため、ダイエットなんて簡単だと思っていたら、体重が落ちなくなる時期が来た。

これは停滞期などではなく、今までと同じ運動や食事量なのに体重が減らないのは、あなたが軽くなったため、体が必要とするエネルギー量が減少したためです。

少なくなった栄養で体を十分維持することができるため、脂肪を燃焼させる必要がなくなったからであり、もちろん代謝が落ちたわけでもありません。

このときに食事量を太っていた頃と同じに戻せば、軽くなったあなたの体はカロリーを使い切ることができないため、余ったエネルギーは脂肪となってあなたの内臓に再びついていきます。

これは生体の恒常性維持機能であるホメオスタシスなどではなく、単純なカロリー収支の問題です。

そして意志の問題でもなく、あなたの脳が体に必要なカロリー量を未だ正確に認識できていないから、ダイエット前の体重に必要な量の食事を食べようとしてしまうため、ダイエットに成功した細い体にとっては過剰なごはんとなってしまうことが問題なのです。

つまりリバウンドをしないダイエット方法とは、落ちていく体重に従って必要なエネルギー量をきちんと管理して、余分なカロリーを食べないということにつきます。

短期間に痩せると停滞期が早く来るとか、ホメオスタシスが強く働くといった理論も嘘です。

実際に科学的な研究においても、同じ量の体重を減らした場合、短期間と長期間のダイエットでリバウンドした比率は同じだったという報告があります。

12週 v.s. 36週のダイエット成功者の70%が2年後には元の体重に戻った

オーストラリアのメルボルン大学(The University of Melbourne)のJoseph Proietto教授らは、体重を減らす時間がリバウンドの発生率に影響を与えるのか調査を行いました。

教授らは204名の参加者(51名男性、153名女性)を2つのグループ分けて、初期体重から3ヶ月間(12週間)7ヶ月間(36週間)の2つの期間で体重を15%減らすダイエットに挑戦してもらいました。

その結果、12週間ダイエットをしたグループの81%と36週間ダイエットをしたグループの50%がダイエットに成功しました。

そして、これらのダイエットに成功した人たちを2年間(144週間)追跡したところ、どちらの期間でも7割の方がリバウンドしてしまっていたのです。

つまり、短い時間で取り組む方法とじっくりと取り組むダイエット方法に、リバウンドを防ぐ効果の差は無かったのです。

むしろ短期間のダイエット方法のほうが一時的にせよ体重を落とすことに成功しており、ダイエットによるストレスの影響を受けにくいと言う点で、痩せるためには効果的なのかもしれません。

まとめ

この記事では、勘違いしがちなリバウンドが起こる原因と、本当の解決策を説明し、ダイエット期間によってリバウンドの発生率に差は無いとする研究を紹介しました。

体重を継続して減らし続けて維持するためには、それまでの生活で体についた脂肪を減らすためには、生活習慣を根本的に変えなければなりません。

そのためには食事の記録やカロリーコントロールをして、エネルギー収支が常にマイナスになるように制限しなければなりません。

一見、説得力のあるリバウンドの説明に惑わされずに、理論的にダイエットに取り組んでみてはいかがでしょうか。

【下の関連記事と新着記事もいかがですか?】

336固定




336固定




-心とダイエット
-, ,

Copyright© Dr. Doo の ダイエット講座 , 2017 All Rights Reserved.