激しい運動は飲酒衝動を高めて筋肉の分解を促進する

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運動後の酒

運動をして気持ちの良い汗をかいた後は、お酒を飲みたくなりませんか?

アルコールはダイエットには必ずしもプラスにはなりませんし、特に運動後の筋肉と疲労の溜まった体には悪い影響があります。

頭では理解していても、どうしても飲酒を止められない。

でももし、この飲酒衝動が運動をしたために起こっているのだとしたらどうしますか?

この記事では、運動をしない人よりもジムに通う人のほうが飲酒量が増えてしまうという研究を紹介します。
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Reference:Conroy DE, et al., Health Psychol. 2014. Daily Physical Activity and Alcohol Use Across the Adult Lifespan.

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木曜日から日曜日に飲酒量が増える理由とは

飲酒が世界のどの国においても成人と認められなければ許可されないことからもわかるように、お酒は決して体に良いものではありません。

しかしストレスの解消作用など、一概にアルコールの効能を否定することもできません。

つまり適度な飲酒量にコントロールすることが大切なのです。

アメリカのノースウェスタン大学(Northwestern University)のDavid E. Conroy教授らは、日常生活のどのような習慣がアルコール摂取量と相関しているのか調査を行いました。

18~89歳の男女150人を対象に、1年間にわたって1日の飲酒量とその日の行動をスマートフォンで記録してもらいました。

その結果、激しい運動を行った後に飲酒量が有意に上昇することがわかったのです。

参加者の中で、運動後のアルコール摂取量増大が見られた方たちは、木曜日から日曜日の間の週末にジムに通って激しいトレーニングを積んでいました。

しかし軽い有酸素運動を行った場合には、飲酒量の増加はみられなかったのです。

つまり休日前もしくは休日に高強度の運動をする行為自体が、飲酒衝動を高めている可能性が示唆されたのです。

アルコールにカロリーは無いが脳は気づかない

では、なぜ激しい運動後にお酒を飲みたくなってしまうのでしょうか。

激しい運動をした後は、筋肉は傷つき体には疲労が溜まっています。

これを早期に回復させるためには吸収しやすいエネルギー源を摂取する必要があります。

ブドウ糖やアミノ酸の補給が科学的には望ましい成分ですが、より吸収しやすく熱量の高いものがあります。

それがお酒に含まれるアルコールです。

アルコールは1gあたり7kcal であり、糖質(4kcal)よりも高カロリーです。

そして全ての消化管から吸収されるため、早期に体内のエネルギー源となります。

このため、お酒を飲んだことがある人の場合、脳が運動後のダメージを回復させようとアルコールを求めるのです。

しかし、これは全くの錯覚に過ぎません。

アルコールは早期に分解されてしまうため筋肉回復の役には立たず、筋肉の分解を促進させてしまいます。

また分解に肝臓の能力を使用するため、疲労を減らすどころか余計に疲労が溜まってしまいます。

またアルコールの利尿作用によって、発汗によって失われている水分が体外に排出され、脱水症状を起こす危険性があります。

このように飲酒は体の本能が求める行為なのですが、運動後の身体回復のためには、この本能に打ち勝つ強靭な意志が必要なのです。

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まとめ

この記事では、激しい運動をすると脳の勘違いによって飲酒衝動が高まってしまうとする研究を紹介しました。

運動後は早期にエネルギーと水分を補給する必要がありますが、お酒では全くの逆効果になってしまいます。

ブドウ糖、アミノ酸、クエン酸など科学的な証明のなされた筋肉と疲労回復に効果のある成分を利用して、アルコールの誘惑に負けずにダイエットに取り組みましょう。

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