あなたは糖尿病になりやすい?病気のリスクが高い血液型とは

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血液型

人間の血液型には、様々な種類が存在します。

一般的な分類方法として、血液中の赤血球表面にあるA抗原、B抗原の有無によって4種類の血液型に分類する「ABO式血液型」や、赤血球膜表面のD抗原の有無によって2種類に分類する「Rh式血液型」がよく用いられています。

この2つの分類法を組み合わせることで、A+やB-といった8種類の血液型に分けることができます(日本人でRhマイナスの方は、0.05%程度だとされています)。

もし、ある血液型だった場合、糖尿病を発症する危険性が高いと言われたら、どう感じますか?

この記事では、B+の人はO-の人よりも1.35倍も糖尿病になりやすいとする研究を紹介します。
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Reference:Guy F., et al., Diabetologia. 2014. ABO and Rhesus blood groups and risk of type 2 diabetes: evidence from the large E3N cohort study.

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O型のフランス人女性は糖尿病になりにくい?

血液型と病気のかかりやすさに関しては、多くの議論があります。

一部の心疾患や胃腸疾患に関して、血液型の違いによって疾患を患う確率が変化するという報告もありますが、まだはっきりとしたことはわかっていません。

フランスのジスターブルシイ研究所(Gustave Roussy Institute)のGuy Fagherazzi博士らは、血液型の違いが糖尿病の発症率に与える影響について調査を行いました。

82,104名のフランス人女性のデータを調べたところ、1998年から2008年までの10年間で3,553人が糖尿病と診断されていました。

この糖尿病患者さんたちの血液型から次の結果が得られました。

O型の人は糖尿病になりにくかった

O型の人と比べると、A型は1.1倍、B型は1.21倍、AB型は1.17倍も糖尿病になりやすかった

O-の人が最も糖尿病にならなかった

O-の人と比べると、B+は1.35倍、AB+は1.26倍、A-は1.22倍、A+は1.17倍も患者数が多かった

この実験は女性だけのデータですが、男性にも応用できる可能性があります。

では、なぜB型の人は糖尿病になりやすいのでしょうか。

B型はアジアに多く、A型はヨーロッパに多い、O型は世界で一番多い

世界規模で血液型の分布を比較すると、黄色人種はB型が多く、白人はA型が多いと言えます。

糖尿病に関連するインスリン分泌能とインスリン抵抗性には人種差があることがわかっていますので、この差と血液型に何らかの関係があるのかもしれません。

しかし、フランス人の血液型分布は、A型:44%、B型:9%、O型:43%、AB型:4%となっています。

ちなみに、日本人の血液型分布は、A型:38%、B型:22%、O型:31%、AB型:9%です。

国別の血液型分布を比較すると、どの国にも4つの血液型が存在していますので、ある血液型が特定の人種や民族に保存されているとは言い難いのも事実です。

まとめ

この記事では、ある特定の血液型だと糖尿病の発症率が高いとする研究を紹介しました。

血液型性格分類と同じく、血液型によって何らかの違いが身体に現れるという考え方は、ある種の差別を生むという恐れから規制される傾向にあります。

一方で、特定の血液型の場合に病気になりやすいことがわかっているのだとしたら、遺伝子診断と同じく将来のリスクに備えておくこともできるのではないでしょうか。

ご自身の血液型のために太りやすい、肥満になりやすいと感じていらっしゃるなら、血液型別にダイエットに取り組むことをお勧めします。

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