なぜ睡眠不足だと空腹感に耐えられないのか?ダイエットへの影響とは

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睡眠質量ダイエット影響

健康的な睡眠時間は毎日7~8時間とされていますが、十分な睡眠を確保できている方は少ないのではないでしょうか。

日本は世界的に見ても睡眠時間が短い国の一つであり、平均睡眠時間6時間程度しかないという調査もあります。

長時間起きていることの健康上の問題は、思考力や注意力の低下など数多く報告されていますが、肥満との関連も深いことが指摘されています。

この記事では、睡眠時間が少ない人ほど空腹感が増して食事を食べてしまう原因を調べた研究を紹介します。

photo credit: via photopin (license)

Hanlon EC., et al., Sleep. 2015. Sleep Restriction Enhances the Daily Rhythm of Circulating Levels of Endocannabinoid 2-arachidonoylglycerol.

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寝不足時には食欲刺激ホルモンが1.3倍に増える!

アメリカのシカゴ大学(University of Chicago)の Eve Van Cauter 博士らのグループは、睡眠不足がなぜ肥満に繋がるのか実験を行いました。

博士らは、健康な20代の若者に実験に参加してもらい、寝不足時のホルモンバランスを測定しました。

参加者たちは普段の生活では、平均8時間の睡眠をとっていましたが、実験中は4.5時間の睡眠にカットしてもらいました。

その結果、食欲を増す作用のある内在性カンナビノイドホルモン量が増加していることがあきらかになりました。

その量は、通常時より33パーセント上昇しており、この刺激によって食べることを抑制できなくなっていたのです。

睡眠が足りないと食欲刺激ホルモンは1日じゅう下がらない

博士らは、研究の中で、1日3回血中のホルモン濃度を測定しました。

すると、ほとんど眠ることのできなかった翌日に増えた食欲刺激ホルモンは、朝に起きてから眠るまでずっと高い濃度を保ったままだったのです。

参加者たちは、寝不足の日は、ひどい空腹感と抑えきれない食欲に悩まされることになりました。

つまり睡眠不足による食欲増大を我慢するには、睡眠をとって空腹ホルモンの量を減らすしか方法がないことがわかりました。

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まとめ

この記事では、睡眠不足になると空腹感を増す食欲刺激ホルモンが分泌されて、栄養を摂りたくなるという研究を紹介しました。

このホルモンバランスの乱れは、眠らないかぎり解消することができません。

そして起きている間中、例えカロリーが足りていたとしても、何かを食べたいという欲求を抑えることができなくなってしまうのです。

睡眠不足は、肥満に直結するダイエットの大敵です。

少しでも早く寝る習慣を身に着けて、1日の睡眠時間を確保することをおすすめします。

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