脂肪を落とすために食べる量を減らしたりトレーニングをしているけど体重が減らなくなった。
停滞期に入ったのか、ダイエットの仕方が間違っているのかも。
減量のためには、摂取カロリーを減らすか消費カロリーを増やさなければなりません。
でも同じ運動ばかりしていると体が負荷に慣れて使用するエネルギーの量がどんどん減っていってしまいます。
この記事では、そんなときにトレーニングメニューに追加したほうが良い3つの運動をご紹介します。
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全身の筋肉を振動させて脂肪を分解する縄跳びの効果とは
子どもの頃に縄跳びの練習をされたことがあると思います。
何十回も連続して跳んだり、2重跳びや3重跳びも跳べていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では今は、同じように跳ぶことができますか?
縄跳びは体重にもよりますが、10分すれば100キロカロリーも消費できるハードな種類のトレーニングです。
また全身の筋肉を使って跳ね続けれなければならないため、その振動が血行を促進させて脂肪を分解しやすくします。
同時に心肺機能も強化されるため、疲労感を減らしてより長い時間運動することを可能にします。
しかし慣れないうちは1分間続けるだけでも大変です。
また縄跳びは膝の関節を痛めやすいため、注意点として①硬い地面の上で行わないこと、②クッション性の高い底のシューズをはくことの2点を気をつけてください。
コアマッスルを鍛えてカロリー消費を高める水泳の効果とは
水泳は全身の筋肉を効率よく動かさないと、まっすぐ進むこともできません。
このため体の複数の筋肉の連動性が高まり、これまでのトレーニングではうまく動いていなかった体幹の筋肉(コアマッスル)も使えるようになります。
またプールでも海でも水温は体温よりも低いため、積極的に泳がなくても体温を高めるためにカロリー消費量が増大します。
水泳の消費カロリーは10分間で90キロカロリー相当です。
そして体温を高めるために全身の血流量が増大し、水中では空気が無いため心肺機能が鍛えられます。
このため疲労感を減らして持久力を向上させて、他の運動でも活動可能な時間を延ばすことができます。
同時に水中にいるという行為自体にリラックス効果があるため、心身ともにリフレッシュすることができます。
注意点として、①水中では渇きを感じにくいため定期的に水分を補給する、②長時間水中にいると体が冷えてしまうので時間を制限することの2点を気をつけてください。
脳を活性化させて長時間の運動を可能にするサイクリングの効果とは
自転車を使ったトレーニングは足だけしか鍛えられないと誤解されているかもしれません。
しかし自転車競技はバランスを保つ必要があるため体幹の筋肉を鍛えなければなりません。
また効率よく推進力を得るために腕による制御も重要なため、結果として全身の筋肉が強化されることになります。
サイクリングの消費カロリーは少し減って10分間で70キロカロリー程度です。
ただしロードレーシングの最大の利点は高速で移動することによる脳の活性化です。
自転車はヒトが走れる速さを楽々と越えたスピードで走ることができるため、ちょうど車で走った後に周りがゆっくりと動いているように感じるのと同じ作用があります。
この作用によって気分の向上やストレスの解消が行われるため、普通のトレーニングよりも長時間の運動が可能になるのです。
注意点としては、①体に合った自転車を選ばないとケガや皮膚擦れが起こる、②適切な場所を選ばないと事故を起こす恐れがあることの2点を気をつけてください。
まとめ
この記事では、ダイエットがうまくいかなくなったときに試してほしい縄跳び、水泳、サイクリングを紹介しました。
この3つの運動は全身の血流改善や使えていなかった筋肉の活性化、心肺機能の強化やリフレッシュ作用があり、心身ともに新たな刺激をもたらします。
これにより、これまでのトレーニングに慣れていた体は新たな刺激によって活発に動くようになり、再び脂肪を減らすチャンスとなるのです。
もし体重が落ちない期間が長いと感じられたら、この3つの運動をメニューに取り入れることをオススメします。
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