日光を浴びると脂肪が消費されて運動の効果が2倍になる理由とは

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日光ビタミンD

太陽があなたを痩せさせるかもしれないという研究が報告されました。

オーストラリアの西オーストラリア大学(The University of Western Australia)のShelley Gorman博士らの実験によると、紫外線を浴びたマウスは肥満の症状であるインスリン抵抗性、血中グルコース濃度、コレステロール濃度が低下して体重が減少したとのことです。

しかし、ただ紫外線を浴びればよいと言うわけではなく、紫外線量と副生成物の影響が大きいようです。

この記事では、わずかな日光浴が脂肪の分解を促進するメカニズムを解明した論文を紹介します。
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Reference:Geldenhuys S, et al. Diabetes. 2014. Ultraviolet Radiation Suppresses Obesity and Symptoms of Metabolic Syndrome Independently of Vitamin D in Mice Fed a High-Fat Diet.

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ビタミンDを飲むと痩せるのは嘘?意外なダイエットの経路とは

肥満や2型糖尿病を予防する効果があるとして、ビタミンD(vitamin D)のサプリメントは宣伝されています。

ビタミンDは健康な痩せている方であれば、日光(紫外線)を浴びると皮膚の中でコレステロールから合成されます。

普通はビタミンDを飲んだりする必要は無いのですが、メタボや過体重の人は体内のビタミンD量が不足しているという研究結果が報告されています。

このため脂肪がついたり代謝が減るのはビタミンDが少ないからではないかと考えられていました。

しかしビタミンD薬を経口投与しただけでは、痩せないことが分かってきました。

実はビタミンDの化学構造から酸素が1つ減った活性型ビタミンDにだけ、代謝を向上させる効果があることが分かったのです。

そしてビタミンDを活性化させるためには、日光(紫外線)を浴びて、一酸化窒素(nitric oxide (NO))を体内で産生させなければならなかったのです。

一酸化窒素はビタミンDを活性化させる

Shelley Gorman博士らは、太陽光を浴びることで皮下で作られる一酸化窒素が、肥満や糖尿病の発病に関係しているのではないかと考えました。

博士らは、脂肪の多い食事を食べさせたマウスに、ビタミンD投与、日光浴、一酸化窒素を含むクリームを皮膚に塗るなど、効果のある組み合わせを調べました。

その結果、太陽光を一定量浴びるか、一酸化窒素を含むクリームを塗布すれば、脂肪を燃焼させる効果が高まることが分かったのです。

一酸化窒素には血管を拡張して血流を改善する効果があり、代謝を高めると考えられます。

同時にビタミンDから酸素を奪って活性型に変化させる化学反応を起こします。

これにより活性型のビタミンDが増えることで、脂肪を燃やすとともに筋肉が太ることで除脂肪体重の割合が増えることが判明したのです。

では、1日にどれくらいの日光を浴びればよいのでしょうか。

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日光の浴びすぎは皮膚にダメージを与えるため3分間で十分

紫外線を含む太陽光の浴びすぎは、水分を奪って表皮を乾燥させ、メラニン沈着による日焼けや、皮膚がん(メラノーマ)の危険リスクを高めることになります。

UVライトや日焼けマシーンのような強すぎる紫外線を浴び続ける必要は無く、穏やかな紫外線を浴びることが効果的です。

必要な紫外線の総エネルギー量は、夏の直射日光を3分間浴びる程度が必要ですが、紫外線量が低下する冬にはもう少し長い時間、外で活動する必要があります。

まとめ

この記事では、日光によって皮膚で作られる一酸化窒素がビタミンDを活性化させることで、血糖値の低下やインシュリン抵抗性の改善、コレステロールレベルの低下など、肥満や糖尿病を予防できる生体反応が起こるという論文を紹介しました。

ダイエットのために運動をする方は多いと思いますが、運動すればするほど消費カロリーは増加し、摂取カロリーとの差は体にたまった脂肪を分解することで消費されます。

この論文によれば、太陽の出ている屋外で肌に十分な光を浴びることで、代謝をアップさせて脂肪の分解率が高まり、運動の効果とあわせて2倍にもなることが期待できるとのことです。

ジョギングや外で行うスポーツに取り組んで、短期間でダイエットを成功させてみてはいかがでしょうか。

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