1日1万歩は嘘?本当にダイエットに効果のある歩数とは

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10000歩

健康のためには1日1万歩は歩いたほうが良い。

こんな言葉を聞かれたことがあるかもしれません。

血行を促進してカロリーを消費して筋肉を鍛えるためには歩いたほうが良いのは当然です。

では、この一万歩という数字に根拠が無かったとしたらどうしますか?

この記事では、1日12,000歩以上歩くことで、過剰摂取した糖質の悪影響を打ち消すことができるとする研究を紹介します。

Reference:Bidwell AJ., et al., Eur J Clin Nutr. 2014. Effect of increased physical activity on fructose-induced glycemic response in healthy individuals.

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一万歩の根拠は商標?万歩計の名前の由来とは

最近では歩いた距離を測定できるアプリがありますが、簡単に歩数を測れる装置として歩数計があります。

最も有名な商品は山佐時計計器株式会社 (YAMASA)の『万歩計』ではないでしょうか。

この商品は最大1万歩まで計測することができたため、万歩計と名づけられました。

つまり万歩計の最大測定歩数が1万歩であったため、5000歩や2万歩ではなく、1日1万歩という標語が作られたのです。

では、いったいどのくらい歩けば、本当にダイエットに効果があるのでしょうか。

1日12,000歩以上歩けば清涼飲料水2本分の糖質をカットできる

アメリカのニューヨーク州立大学(State University of New York at Oswego)のA. J. Bidwell准教授らは、甘味料として使われている果糖(フルクトース)による体への影響を調査しています。

果糖は多くの清涼飲料水や菓子、加工食品に使われていますが、摂取により血糖値の上昇、インスリン抵抗性の上昇、血中の悪玉コレステロールの増加、肥満、糖尿病の発症など多くの悪影響があることがわかっています。

果糖は消化分解されるときに肝臓に直接的に流れ込むため、座りがちな生活をしていた場合には血中に肝臓から脂肪があふれてしまい、糖代謝を崩壊させてしまいます。

そこで准教授らはウォーキングによって果糖を消費することで、この悪影響を回避できるのではないかと考えました。

対象として22名の大学生の男女を集め、2週間にわたって毎日2本のレモン炭酸ソーダを飲んでもらい、1日4,500歩以下しか歩かなかった場合と1日12,000歩以上歩いた場合の血液を検査しました。

その結果、1日12,000歩以上歩いていれば、血糖値やコレステロールレベルは正常範囲内に維持されることがわかりました。

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運動によって膵臓の負担を減らせる

12,000歩の消費カロリー量は、体重60kg の場合で400kcal程度になります。

これはレモン炭酸ソーダに含まれるカロリーよりも少ないのですが、十分な効果を得ることができています。

では、もし十分な運動をしていなかった場合、どうなってしまうのでしょうか。

過剰な量の果糖を飲み続けることで、吸収のために多量のインスリンが必要になり、インスリンを産生する膵臓に過度の負担をかけることになります。

もし膵臓が負担によって破壊されてしまうと糖尿病を発症することになります。

言い換えれば、運動によって果糖を消費しインスリンを節約できていれば、膵臓の負担を減らすことができるのです。

まとめ

この記事では、1日1万歩よりも多く1万2千歩歩くことで、ジュース2本分の糖分を消費できるとする研究を紹介しました。

この悪影響は果糖に限らず、普通の砂糖やショ糖でも同じですので食べすぎには注意が必要です。

この1万2千歩は1度に歩く必要はなく、例えば階段を使ったり徒歩で移動したりして少しずつ歩数を稼ぐことでも有効です。

1日に連続して30分~45分間を散歩に当てるのは難しいため、1週間で合計8万4千歩くらいになるように歩くことも効果的です。

摂りすぎた糖質の影響をキャンセルするために、今日からダイエットにウォーキングを取り入れてはいかがでしょうか。

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