【2週間】体を動かさないと筋肉は何キログラム衰えるのか?【体重は増える?】

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もし、あなたが2週間もの期間、体を動かすことができないとしたら、どれくらいの量の筋肉が失われると思いますか?

2週間といえば14日間であり、少しくらい練習を休んだり、トレーニングをさぼったりしたくらいで、そんなに長い時間、筋肉を使わないことは、ありえないと考えるかもしれません。

しかしオーバーワークによって損傷を受けた筋肉や内臓の回復には、2週間くらいの休暇は必要ですあり、関節じん帯や軟骨が傷ついたり、もしくは疲労骨折などを発症した場合、1か月から2か月くらいトレーニングできないことは、選手生活の中ではあり得る事態です。

そのような長期間の休養を取らなければならない場合、まず心配になるのは、これまで必死になって強化してきた筋肉が衰えてしまうことでしょう。

筋肉は使わなければすぐに脂肪に変わってしまう、というセリフは、スポーツに取り組む選手に練習を怠けることがないように、忠告として使われるものです。

しかしケガをして、どうしても体を動かすことができない場合には、無理にでも早く競技に復帰しようとして、治りきっていないケガを悪化させてしまう要因にもなりかねません。

本当のところ、毎日トレーニングを続けていた人が、2週間の休みを取ったとしたら、どれくらい筋肉の量は減るのでしょうか? また体重、特に脂肪の量は増えてしまうのでしょうか?

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1日2.5時間のトレーニングを30分に制限したら筋肉はどうなる?

人間の体は、鍛えれば鍛えるほど筋肉を付けることができますが、少しでもさぼってしまうと、すぐに体が衰え始める、環境に敏感な設定になっています。

イギリスのリバプール大学のDan Cuthbertson 博士らのグループは、身体活動レベルの低下が筋肉、体重、基礎代謝、ミトコンドリア活動量(脂肪燃焼や疲労回復力に関係している)に与える影響について実験を行いました。

博士らは、毎日150分以上(2.5時間)激しい運動をしている、年齢25歳前後の健康な28名を集めて、全身の筋肉と脂肪の量、体重、ミトコンドリアレベルを測定し、その後、2週間、実験の参加者の活動レベル(トレーニング量)を80%制限しました。

この制限によって、彼らのトレーニング時間は毎日30分以下となり、逆に座ったり寝たりしてごろごろする時間が120分(2時間)増えました。

その結果、実験の参加者の全身の骨格筋量は大きく減少し、特に足の大腿部(太もも)の減少が大きく平均210グラムもの筋肉が衰えて無くなってしまいました。

そして内臓脂肪の量が筋肉の減少量に反比例して増加し、心肺機能が大幅に弱まった結果、実験の参加者は2週間前のレベルで走ることができなくなってしまったのです。

さらに実験によって、筋肉はたしかに脂肪に変化してしまうことが証明されましたが、脂肪は筋肉よりも軽いため、体重は減ることがあきらかになりました。

まとめ

この記事では、わずか2週間の運動不足が、全身の身体能力を大きく損なうという実験結果を紹介しました。

トレーニングの合間に、数日おきにとる1日~2日の休暇は、筋肉の超回復を促し、内臓と脳のストレスを減らし、負荷によってダメージを蓄積している骨や関節の修復のために必要なものです。

この休暇を取得せずに無理に練習を続けると、疲労の蓄積によるケガや疲労骨折を引き起こして、何週間もの長期離脱を余儀なくされることになりかねません。

長期間のトレーニング禁止は、これまで鍛えてきた筋肉を消失させて、体にしみ込んだスポーツに適した動きを損失することになります。

少しでも体に違和感を感じているのであれば、無理をせずに短期間の休みをとることで体と心の疲労を回復させて、長期間の離脱を回避することを推奨します。

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