基礎代謝以下の摂取カロリーなのに痩せない3つの理由と注意点とは

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基礎代謝よりも低いカロリーの食事しかしていないのに、ぜんぜん体重が減らない。

もっとひどい場合は、毎日少しずつ太っていく。

そんな症状に困っていませんか?

基礎代謝は、身体を維持するために必要な最低のエネルギー量で、まったく体を動かさない寝たきりの状態でも消費するカロリー量のはず。

それなのにカロリー制限をして、基礎代謝量を下回るカロリーにしているのに、ほとんど体重が変わらないし、逆に体重が増えてきた。

なぜ、このような異常事態になってしまうのでしょうか。

それは、命の危険もある3つの理由が原因なのです。

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本当に基礎代謝量以下のカロリーで生活していますか?

意外と起こりがちなのが、きちんと計算したつもりで、基礎代謝量以下の摂取カロリーに抑えられていないということです。

以下の3つの注意点を見て、もう一度、カロリー計算をやり直してみましょう。

①基礎代謝量の計算が間違っている可能性

基礎代謝量の計算式に入力ミスして、変な答えになっていませんか?

正確な基礎代謝量は、以下の計算式で示されます。

日本人の基礎代謝量=(0.1238+0.0481×体重(kg)+0.0234×身長 (cm)
-0.0138×年齢(歳)-0.5473×性別*)
×1000/4.186(性別* 男性:1 女性:2

※国立健康・栄養研究所による基礎代謝計算式

この計算式を使えば、現在のあなたの基礎代謝量を正確に算出することができますが、正直に言って、とても面倒くさいと思います^^;

あなたが今、肥満体形で、平均的な体形を目指すのであれば、日本人の性別年齢別基礎代謝量平均値を基準にするという手もあります。

一般的に、太っている方は体重が重いため、身体を支える腕や足の筋肉が発達して、基礎代謝量が多い傾向があります。

このため平均基礎代謝量に摂取カロリーを合わせれば、自然に少ないカロリー量になるため、痩せるという寸法です。

18歳から29歳の基礎代謝量の平均は、男性1520 kcal、女性1110 kcalです。

30歳から49歳の基礎代謝量の平均は、男性1530 kcal、女性1150 kcalです。

50歳から69歳の基礎代謝量の平均は、男性1400 kcal、女性1100 kcalです。

普通は、半身不随や麻痺などで1日中寝たきりの人でもない限り、基礎代謝量に上乗せして、筋肉を動かすことによる消費カロリーがプラスされます。

ほとんど体を動かさない方でも、消費カロリーは基礎代謝の1.35倍、通勤やデスクワーク・家事や買い物程度の運動しかしなくても1.5倍、立ち仕事や軽いスポーツを習慣的にしていれば1.75倍、肉体労働や激しいスポーツに取り組んでいれば、消費カロリーは基礎代謝量の2倍となり、20代の女性であれば2220 kcal になります。

この消費カロリー以下の食事をしていれば、理論上は体重が少しずつ減少していくはずです。

②意外と油をとっていたり間食をしているかもしれない

摂取カロリーの計算は、どんな方法で行っていますか?

きちんと炭水化物、タンパク質、脂質の重量を入力して、正しい結果を得ていますか?

やってしまいがちなのは、インターネットに掲載されている平均カロリーを、食べている料理に当てはめてしまうことです。

とんかつ定食とヒレカツ定食は、見た目が似ていてもカロリー量は全然違いますし、同じらーめんでも醤油ラーメンと豚骨スープでは恐ろしいほどカロリーは増えます。

あとは食べていないつもりで、チョコレートを1粒2粒3粒とつまみ食いしたり、小腹がすいたからとスイーツを少しかじったりしていたら、それもきちんとカロリー量に追加しましょう。

たった一口だから計算しなくても大丈夫……などと思っていたら、ぜんぜん基礎代謝量以下になっていないという笑い話も、口コミ情報ではよくある話です。

クッキーやポテトチップスは、1枚数10kcal 程度ですが、塵も積もれば山となるということわざがあるくらいで、油断するとすぐに脂肪に変わりますよ。

1日に食べている食事(ジュースや果物も含みます)のカロリー量が本当に基礎代謝量以下になっているのか、ノートやアプリに記録することをオススメします。

③実はもう基礎代謝量が限界まで下がっているかも?

信じたくないかもしれませんが、食事制限ダイエットをしていてよくあることが、すでに基礎代謝量がかなり低下していて、それ以上は痩せられないということです。

カロリー制限ダイエットをすると、体についている脂肪と同時に、筋肉も分解されます。

それは体の中で2割の代謝量を必要とする「脳」が、脂肪を栄養として使うことができず、筋肉を原料とするグリコーゲンとアミノ酸しかエネルギーとして使えないためです。

基礎代謝量以下の栄養しか摂取していないということは、結果として筋肉もどんどん落ちて、体重が減るという結果になります。

基礎代謝量の20%以上を燃焼させている筋肉量が急激に減ると、当然のことですが基礎代謝量もどんどん低下します。

その結果、基礎代謝量以下の食事制限をしているつもりでも、実は基礎代謝が低下しすぎて、全く痩せない、もしくは逆に太り始めてしまうという悲しいことになってしまうのです。

ちなみのこの段階で目標体重まで落ちたからと、ダイエットを終了してしまうと、低下した基礎代謝量以上のカロリーが体に流れ込むため、余ったエネルギーは全て脂肪に変化して、よくあるリバウンドを引き起こしてしまいます。

これを予防するためには、食事制限と合わせて筋肉トレーニングをすることです。

体の筋肉に負荷をかけておくと、筋肉の防御機能が働いて、その負荷に耐えられないレベル以下には減少しません。

基礎代謝量以下のカロリー制限をする場合には、かならず筋トレの併用が必須なのです。

過剰な塩分やミネラルバランスの崩壊で水太りになっていませんか?

次にありがちなのが、普通以上の量の水分が体に保持されている状態、いわゆる水太りになっていないかという点です。

基礎代謝量以下のカロリー制限をした食事メニューは、実はとても難しいもので、プロの栄養士でもサプリメントなしに設計することは困難だと言われています。

素人の方がやってしまうことが、とにかく野菜をたくさん食べればカロリーも下がるし、満腹感も感じやすいからと、生野菜のサラダにドレッシングを大量にかけて食べるということです。

ドレッシングには、味付けのために大量の塩分が含まれています。

体に塩分が入ると、細胞は毒性の高い塩分濃度を下げるために水分を大量に吸収しようとします。

その結果、体に水がたまった水太りになってしまうのです。

これは例えば、果物ばかり大量に食べたりしても、ミネラルのカリウムが過剰になってしまうため、下腹部がぽっこりと出た水太りになりますし、逆に塩分やカリウムが少なすぎても、水太りになってしまうのです。

このように、基礎代謝量以下という極端なカロリー制限をすると、栄養バランスの特にミネラルのバランスが崩れることで、全然痩せない、水を飲むだけで太るという結果になってしまうのです。

単純にカロリーだけを計算するのではなく、ミネラルを含む必須栄養素がバランスよく摂取できているのか、きちんと調べておくことが大切です。

【注意!!】実は怖い脳の病気になっているのかも?

これまでの2つの理由を試してみても体重が減らないという方、そして肥満体形のままであるという方は、一度病院で検査を受けるべきかもしれません。

人間の体は、食べ物の少ない飢餓状態に長期間対応できるようになっていますので、基礎代謝量以下のカロリー制限をしても、急に痩せることはできません。

ただし、そのような生活を1か月以上続ければ、間違いなく体重は減少していきます。

しかし基礎代謝量以下のカロリー制限をしているにもかかわらず、お腹周りについた脂肪が落ちないという場合、間違いなく何らかの異常が、体内で発生しています。

危険な病気としては、体の水分を排出する腎臓に異常があって、うまく水を処理できないために体重が減らない場合、そして脳に異常があってホルモンの分泌バランスが起きている場合です。

腎臓の異常は、一過性の場合も多いのですが、早期発見と投薬が治療に有効なために、医師の診断が重要になります。

また脳の異常は、肥満に関係する場合、ホルモンを制御している脳下垂体に腫瘍ができている恐れがあり、脳の中央部に位置する脳下垂体の異常は、生命の危機につながるリスクがあります。

もし基礎代謝量以下のカロリーで生活しているのに、ぜんぜん体重が減らないのであれば、病院で医師の診察を受けてみることをオススメします。

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まとめ

この記事では、ダイエット中に摂取カロリーを基礎代謝以下にしても痩せない3つの理由を紹介しました。

①基礎代謝量のカロリー計算に失敗している

②塩分とミネラルバランスの問題で水太りになっている

③別の病気が隠れている

この3つの原因を解決すれば、必ず体重を減らしてダイエットに成功することができます。

まず何が問題なのか、あなた自身の原因を把握することから始めましょう。

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