双子の研究から見つかった同じ食事でも痩せる特殊な腸内細菌とは

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双子twins

太る原因が体質によるものだと思い込んではいませんか?

脂肪がつくのは食べ過ぎのせいだとか、痩せないのは運動しないためだとか。

でも同じ量のカロリーを摂取しているのに全然太らない人もいますし、全く運動しないのに細い方もいます。

例えば全く同じ食事をして、同じくらい活動して、遺伝子も同じ双子なのに片方が太っていて、もう片方が痩せていたら、この違いはなぜ起こるのでしょうか?

この記事では、何もしなくても痩せることができる腸内細菌を発見したという研究を紹介します。

[photo credit: donnierayjones via photopin ]

Reference:Julia K. Goodrich, et al., Cell. 2014. Human Genetics Shape the Gut Microbiome.

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ついに見つかったオーダーメイドプロバイオティクス菌の効果とは

腸内細菌のバランスが崩れていることが、肥満に大きな影響を与えるという研究が数多くなされています。

乳酸菌に代表される善玉菌が減少したり大腸菌などの悪玉菌が増加することで、脂肪や糖質の吸収量が増えたり代謝が減少したりといった、太りやすい体質に変わってしまうと考えられています。

しかし肥満の発症には、日々の食事量や運動の時間、そして遺伝的な影響が複雑に絡み合っているため、これまでは具体的にどの細菌にダイエット効果があるのかは不明なままでした。

アメリカのコーネル大学(Cornell University)のRuth E. Ley教授らは、416組の双子を対象に、BMI(ボディマスインデックス)と腸内細菌の種類に関係があるのか調査を行いました。

その結果、ある特殊な腸内細菌(Christensenellaceae minuta)が同定されたのです。

双子の痩せている方の腸内には、この細菌が数多く存在していて、太っているほうには、この細菌が居なかったのです。

この菌(C. minuta)は2012年に日本のヤクルト中央研究所からも報告が出されています。

肥満患者から分離した腸内細菌をマウスに注入すると、そのマウスは急激に太り始めましたが、C. minutaを混ぜると、そのマウスは痩せたままになるということもわかりました。

教授らは、この特殊な腸内細菌を使うことで、腸内の細菌バランスを整えて簡単に痩せる体質に変わるオーダーメイドプロバイオティクス治療を行えるようになると述べています。

まとめ

この記事では、同じ量の食事をしても痩せるのは、ある特別な腸内細菌をもっているからだという研究を紹介しました。

具体的な1種類の細菌にダイエット効果があると示されることは珍しいため、権威ある学術雑誌でこの研究は報告されています。

このC. minutaを摂取するだけで、楽に脂肪を減らすことができるようになるかもしれません。

食事制限も運動もしないで勝手に痩せることができるオーダーメイドな治療の開発が待ち遠しいですね。

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