BMI25以上の肥満は特定の癌の原因となる

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癌 原因

太っていることは体に様々な悪影響を及ぼします。

過剰に蓄積された脂肪は体内のホルモンバランスを乱して、炎症反応の誘起や免疫細胞の効果を弱体化させます。

肥満は糖尿病や心臓病、脳梗塞などの病気の原因となることがわかっていて、癌もその1つです。

しかし、これまでの調査では実際に肥満がどれくらい患者さんの癌の原因となっているのかは不明でした。

この記事では、BMI(ボディマスインデックス)25以上の過体重であることが癌の発症率を高め、ある種の癌に至っては女性の73%、男性の66%もの癌を引き起こしているとする研究を紹介します。
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Reference:Arnold M., et al., The Lancet Oncology, 2014, Global burden of cancer attributable to high body-mass index in 2012: a population-based study.

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太っていることは特に女性のがんの原因となっていた

フランスにあるWHO(世界保健機関)の1組織である国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer)のMelina Arnold博士らは、2002年から2012年までの世界中のがん発生率の変化と、何ががんの原因になっているのか調査を行いました。

分析の結果、10年の間に30歳以上の3.6%(48万人)ががんと診断されていました。

そして性別や年齢、生活習慣などの因子を解析したところ、身長と体重の比率を示すBMIが25以上の肥満者のがん発症確率が高いことがわかったのです。

女性のほうが肥満によるリスクは高く、太っていることでがんになる確率が5.4%上昇しました。

男性の場合は、太っていることで1.9%危険性が高まっていました。

特定の癌の場合、さらに癌になる確率が増える

ある特定のがんの場合、肥満であることが発症率を想像以上に高めることもわかりました。

女性の場合、子宮癌、乳癌、大腸癌の73%が肥満に関係していました。

男性の場合、大腸癌、腎臓癌の66%が太っていることによって発生していました。

つまりダイエットしていれば、これらのがんにかかることを予防できていたのかもしれないのです。

先進国のがん発症率は肥満患者の増加と比例している

また先進国のがん発生率が、この10年間の間に上昇していることが判明しました。

アメリカでは患者の23%が、肥満を原因とするがんにかかったと考えられます。

アメリカよりは摂生していそうなヨーロッパでも、6.5%のがんが肥満に関連していました。

今後、世界的な肥満患者の増加に伴い、がんの患者数も増加していくものと予想されます。

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まとめ

この記事では、肥満がガンの原因になっているとする研究を紹介しました。

子宮癌や乳癌、大腸癌や腎臓癌などのガンは、半分以上が減量によって治癒できたかもしれないのです。

ガンの治療として化学療法や外科手術など日々医学は進歩しています。

しかし食事によって体重を落として、検査によって未然にガンの進行を食い止めることが大切です。

ダイエットをして減量することでガンを予防し、克服しましょう。

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