テレビの見すぎは糖尿病に?妊娠糖尿病後の2型糖尿病発症リスクとは

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妊婦糖尿病

妊娠糖尿病(Gestational Diabetes Mellitus, GDM)をご存知ですか?

日本では妊婦さんの12%が妊娠中に発症すると報告されています。

妊娠糖尿病とは妊婦さんが妊娠中に糖尿病と同じ病態を示すことです。

妊娠によって増えるホルモンが糖の代謝を阻害したり、運動不足になることによって血糖値が上昇することが原因だと考えられています。

この妊娠糖尿病は胎児にとってもリスクですが、妊婦さんが将来2型糖尿病になりやすくなるということもわかっています。

この記事では、運動習慣によって妊娠糖尿病経験のある人の2型糖尿病発症リスクを減らせるという研究を紹介します。
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Reference:Bao W., et al., JAMA Intern Med. Physical activity and sedentary behaviors associated with risk of progression from gestational diabetes mellitus to type 2 diabetes mellitus: a prospective cohort study.

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妊娠糖尿病になりやすい人とは

妊婦さんの中でも次の4つの項目に1つでも該当すると妊娠糖尿病になる確率が高まることがわかっています。

①妊娠前から肥満であること

②家族に糖尿病歴があること

③妊娠後に過度に体重が増えること

④高齢で妊娠すること

米国では肥満人口の増加によって、これら4つのリスク因子に該当する妊婦さんが増えています。

週150分の運動が発症リスクを47%低下させる

アメリカの国立衛生研究所(National Institutes of Health)のCuilin Zhang博士らのグループは、日常的に運動をしていることが妊娠糖尿病経験のある方の2型糖尿病発症リスクを下げるのか調査を行いました。

妊娠糖尿病になった経験がある4,554人を1991~2005年まで追跡し、1週間の運動時間とテレビの視聴時間を分析しました。

このうち635人が2型糖尿病を発症しましたが、1週間の運動時間が100分程度の場合、発症リスクが9%減少し、週150分程度の運動を続けていた場合、47%も危険度を下げることがわかりました。

運動せずテレビばかり見ていると危険性が上がる

博士らは同時に座りがちな生活を送っていることが2型糖尿病の発症リスクを上げるのかについても調査を行いました。

その結果、1週間の中でのTV視聴時間が長くなればなるほど危険性も上昇していました。

週にテレビを見る時間が0~5時間の人たちを基準にすると、6~10時間1.28倍11~20時間1.41倍20時間以上1.77倍にもリスクが高まっていたのです。

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まとめ

この記事では、妊娠糖尿病経験のある方の2型糖尿病リスクが運動習慣によって低下し、座りがちな生活によって増加するという研究を紹介しました。

運動しないで座ってばかりいることは普通の方にとっても糖尿病のリスクとなります。

ましてや妊娠糖尿病になったことのある方であれば、その危険性はさらに高まります。

週150分以上の運動時間を確保して糖尿病を予防しましょう。

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