【肥満家系】君が太っているのは、君の父上がいけないのだよ【遺伝子】

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肥満遺伝子

もちろん、ご尊父だけが原因とは限りません。

あなたの体は、ご両親から1つずつ受け継いだ2つの染色体に刻まれた遺伝子情報によって作られています。

これら遺伝子の中でも、脂肪重量および肥満に関連する(Fat mass and obesity-associated)略してFTO 遺伝子をご存知でしょうか。

FTO遺伝子は、食欲やエネルギー消費に関係していることが分かっており、世界各国で研究が行われています。

この記事では、FTO遺伝子が子供の肥満と中年以降の肥満に影響していることを証明した2つの研究をご紹介します。

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FTO遺伝子の数が多いと幼児期に太りだす

Title:A Common Variant in the FTO Gene Is Associated with Body Mass Index and Predisposes to Childhood and Adult Obesity

イギリスのエクセター大学(University of Exeter)のTimothy M. Frayling教授は、38,759人のヨーロッパの人々を調査してFTO遺伝子の数が幼いときの肥満に与える影響を調べました。

その結果、FTO遺伝子の数が多いほど7歳時点での体重が重いことが明らかになりました。

FTO遺伝子は両親から1つずつ渡されるものですが、次の3種類のパターンによって体重も変化していました。

2つとも受け取らないFTO遺伝子が無い人:変化なし

1つだけ受け取るFTO遺伝子を1つだけ持っている人:1.2 kg 重い

2つとも受け取ってFTO遺伝子を2つ持っている人:3 kg 重い

さらに、FTO遺伝子が無い人に比べて、FTO遺伝子が2つあると肥満率も1.67倍に増えていました。

しかし、FTO遺伝子の成人以降の体重への影響は不明でした。

中年太りの原因はFTO遺伝子が脂肪を食べろと指示を出すため

Title:FTO genotype and aging: pleiotropic longitudinal effects on adiposity, brain function, impulsivity and diet

アメリカの国立老化研究所(National Institute of Aging)のMadhav Thambisetty博士らの研究グループは、69人の脳をPET(positron emission tomography、ポジトロン断層法)によって調査し、FTO遺伝子を持っていると食に対する衝動が変化することを見つけました。

この研究に参加した人たちの45%がFTO遺伝子を1つ持っており、16%がFTO遺伝子を2つ持っていました。

FTO遺伝子の数が多いほど、その人の体重は重い傾向がありました。

脳の反応を調べるPETを使って調べたところ、FTO遺伝子を持っていると脳に次の2つの影響が見られました。

①味覚に関する反応が鈍くなる

②脂肪の多い食品を求めるようになる

FTO遺伝子の数が多いほど、この傾向は強くなっていました。

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まとめ

肥満遺伝子であるFTO遺伝子があると、その人は脂肪を溜め込んでしまう可能性があります。

この遺伝子は食欲という体重に大きな影響を持つ部分に作用するため、その作用は幼いときから年齢を重ねた後まで続くことになります。

ご自身が遺伝的に太りやすい体質であるかどうか、検査しておく必要があるかもしれません。

肥満になりやすいことが分かったら、これまで以上にダイエットに励まないといけませんね。

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