ダイエットに失敗してリバウンドすると癌になりやすい体になる?

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ダイエットと癌

暑い夏日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか?

夏は薄着になってボディラインを露出する機会も増えるため、夏前からダイエットに取り組まれた方も多いのではないでしょうか。

このブログが少しでも、皆さんの痩身のお役に立てていれば幸いです。

このブログでも様々なダイエット方法をご紹介していますが、一度は体重を減らすことに成功しても、少し油断すると元の体重に戻ってしまう、いわゆるリバウンドの悩みを相談されることがあります。

特にリバウンドと癌の発症に関する情報がテレビなどで報道されたことから、不安に思われている方も多いようです。

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Stevens VL., et al., Am J Epidemiol. 2015. Weight Cycling and Cancer Incidence in a Large Prospective US Cohort.

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リバウンドを繰り返すと筋肉が減って低体温となり免疫が低下する?

なぜリバウンドを繰り返すと癌になりやすい体質になると考えられるのでしょうか。

リバウンドは一旦体重を減らすことに成功しても、元の体重に戻ってしまう現象のことを言います。

リバウンドは食事量を減らすことでカロリーを制限して、急激に体重を減らすと起こりやすくなります。

それは、①脂肪よりも筋肉がなくなることで基礎代謝が低下する。②急激に体重が減ると脳が飢餓状態になり食欲が抑えられなくなる。という2つの原因によるものです。

リバウンドすると癌になりやすい体質になるという理論は、①筋肉が減っているから体温が下がって免疫が働きにくくなる。②脂肪が増えることで体の中の熱が伝わりにくくなり免疫が働きにくくなる。という2つの理由から、ガン細胞を攻撃する免疫系の力が弱まるため、発がんリスクが上昇するいうことらしいです。

では本当にリバウンドを繰り返している人は、ガンにかかりやすいのでしょうか?

肥満大国アメリカの研究ではリバウンドの悪影響は確認されなかった

国民の半数近くが肥満であるアメリカでは、ダイエットに関する調査研究も数多く行われています。

米国のアメリカがん協会(American Cancer Society)のVictoria L. Stevens博士らは、リバウンドを繰り返している人たちとガン発生率の関係を評価しました。

博士らは男性62,792人、女性69,520人を対象に17年間のデータを分析しました。

17年間のうち、男性15,333人、女性9,984人がガンにかかりました。

この人達がダイエットに失敗してリバウンドを繰り返していたかというと、そんなことはなく、むしろリバウンドした人のほうが、わずかに癌になりにくいという結果が得られました。

この結果から、リバウンドを繰り返すと癌になりやすいというのは、誤った学説であると考えられます。

まとめ

この記事では、リバウンドを繰り返しても癌発症率は上昇しないとする研究を紹介しました。

もちろん過体重や肥満は、ガン発生の危険性を高めるリスク因子の一つです。

しかしダイエットに挑戦することは、たとえリバウンドしたとしても、癌を予防できる可能性があります

失敗を恐れずに、どんどんダイエットにチャレンジすることをオススメします。

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