ゆっくり食べ物をかむだけで何キロカロリー消費できる?

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噛む

もし食事の方法を変えるだけでやせられるとしたら、どうしますか?

食事をすることも運動と同じくカロリーを消費します。

これは食事誘発性体熱産生と呼ばれ、ごはんを食べた後に体が温かくなる現象のことです。

摂取した栄養の一部が熱に変換される仕組みであり、その変換効率は栄養素によって異なります。

タンパク質の変換割合が最も多く30%、糖質が6%、脂質が4%と続きます。

平均して1回の食事のカロリーの約10%が食事誘発性体熱産生によって消費されているとされています。

この熱は食事の後もしばらく続き、「基礎代謝」「生活活動代謝」に次いで、1日の消費カロリーの1割程度を占めます。

この記事では、ゆっくり食べ物をかむことで食事誘発性体熱産生による消費カロリーを増加させ、さらに180 kcal 消費できるとする研究を紹介します。

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ゆっくり食べると食後90分間のエネルギー消費量が増加する

参考文献:ゆっくり食べると食後のエネルギー消費量が増えることを発見

東京工業大学大学院 社会理工学研究科 人間行動システム専攻の林直亨教授らの研究によると、300 kcal の食べ物を急いで食べた場合、食後90分間の食事誘発性体熱産生は体重1 kg あたり7 kcal しかなかったのに対して、できるだけゆっくりと噛んで食事をした場合、消費カロリーが180 kcal まで増加したとのことです。

これは、ゆっくりと口を動かすことにより消化管周囲の血流量が増加したことによって、カロリー消費量が上がったためと考えられます。

180 kcal と言えば20分間のジョギングと同じ消費カロリーです。

年間に換算すると体重60 kg のヒトの場合では11000 kcal 、1.5 kg の脂肪量の差となります。

早食いは肥満のもと

これまでの研究では早食いのヒトは太っている場合が多いことが示されていました。

しかし同じカロリーを摂取した場合に、早く食べる場合とゆっくり食べる場合で、どのくらいの影響があるのかは不明でした。

この研究では、食事の仕方の違いによって有意にカロリー消費量に差が出ることが示されました。

まとめ

ゆっくりとご飯を食べると血糖値の上昇を抑えて脂肪に変わりにくくします。

また満腹中枢を刺激することで大食いを予防します。

今回ご紹介した研究において、たくさん噛んで食事をすることがカロリー消費量を大幅に増やすことが示されました。

食べるだけダイエットとして、ゆっくりと優雅に食事をとってみませんか?

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