つらい便秘を解消しようといろいろ試してみたけれど、どうもうまくいかない。
お腹が張っていつも苦しい。
だんだん腰も痛くなってきた。
それは腹部の筋肉バランスの乱れによる便秘かもしれません。
この記事では、便秘解消に役立つストレッチ体操とマッサージの方法、そしてなぜ便秘に効くのか説明します。
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お腹周りの筋肉を鍛えるひし形ストレッチ体操
まず足を肩幅に開いて立って下さい。
①お腹を前に突き出す
肩の位置がずれないように、お腹だけできるだけ前に突き出します。
下腹部の筋肉に力を入れてください。
②腰を右に突き出す
同じく肩の位置がずれないように、腰をできるだけ右側に突き出します。
右わき腹の筋肉に力を入れてください。
③お尻を後ろに突き出す
ここでも肩の位置がずれないように、お尻をできるだけ後ろに突き出します。
腰の筋肉に力を入れてください。
④腰を左に突き出す
最後に腰をできるだけ左側に突き出して1週です。
左わき腹の筋肉に力を入れてください。
自分を中心にしてお腹がひし形を描くように動かして1週します。
これを右回り左回りで5週ずつ行ってください。
①から④の突き出した際に一瞬止めて、筋肉に力を入れることがコツです。
お腹周りの筋肉をほぐすマッサージ方法
まずイスに軽く腰掛けてください。
①手をお腹に当てて時計回りにマッサージする
力を入れすぎずに、ゆっくりと回します。
②手を腰に当てて上下にマッサージする
両手で背骨の両側から腰の筋肉を上下に動かしてください。
③手をわき腹に当てて上下にマッサージする
肋骨と骨盤の間をやさしく揉んでください。
①から③のマッサージを10回ほど行い、筋肉の緊張をほぐしましょう。
では、なぜこの体操とマッサージで便秘が治るのでしょうか。
それは便秘とともに起こる腰痛と関係しています。
腹部周囲の筋肉が弱りバランスが崩れると便秘になる
腸の排便運動にはお腹周りの筋肉が役立っています。
そのため、これらの筋肉が弱まり腹圧が低下すると便秘を起こす原因にもなります。
特に、わき腹の筋肉は弱っていることを感じにくく、また鍛えにくい筋肉です。
また腰が痛い場合には、腹筋と背筋のバランスが崩れて便秘を起こしている可能性があります。
腹圧を高めようと腹筋ばかりトレーニングしてしまうと、かえって便秘を悪化させてしまうこともあります。
そこで今回ご紹介した体操とマッサージによってお腹周りの筋肉をバランスよく鍛えることで、便秘の解消に役立つのです。
まとめ
お腹周りの筋力が低下して腹圧が弱まると便秘を誘発します。
その際は腹筋だけではなく腹部周囲の筋肉全てをバランスよく鍛えなければなりません。
この記事が少しでも便秘の解消のお役に立てれば幸いです。
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