肥満は認知症の原因に!30代の肥満は痴呆の発症率を3.5倍に増やす

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痴呆

あなたは今、太っていますか?

肥満が高血圧や動脈硬化を進行させて血管障害のリスクを高めることはわかっています。

これらの病気は歳をとってから発症するものなので、まだ若いから多少の脂肪がついていても大丈夫だと考えていらっしゃるかもしれません。

でも若いときから肥満であることが将来の認知症の原因になるとしたら、どうしますか?

この記事では、肥満と診断された年齢が若ければ若いほど認知症を発症する危険性が高まるとする研究を紹介します。
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Reference:Wotton CJ., et al., Postgrad Med J. 2014. Age at obesity and association with subsequent dementia: record linkage study.

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30代で肥満だと痴呆リスクが3.5倍に

これまでの研究で60歳までに太っていた場合、痴呆リスクが1.7倍に増えることがわかっていました。

イギリスのオックスフォード大学(University of Oxford)の Michael J Goldacre教授らは、より若い年齢のときに太っていることが将来の認知症リスクを高めるのか調査を行いました。

教授らは、451,232人(43%男性、57%女性)を1999年から2011年まで12年間追跡しました。

その結果、30歳から39歳の間に肥満と診断されていた人は、認知症を発症する比率が3.5倍に増加していたのです。

40代の40~49歳の間に肥満と診断された場合は、痴呆リスクが1.7倍に。

50代の50~59歳の間に肥満と診断された場合は、1.5倍に上昇していました。

つまり若ければ若いほど、肥満が認知症の原因になることがわかったのです。

アルツハイマー型と血管性認知症のリスクも上昇

この肥満による認知症は、通常の認知症だけに影響するのでしょうか?

教授らの研究によると特殊な認知症であるアルツハイマー型と血管性認知症の発症率も同様に増加していました。

30代で太っていた方のアルツハイマー型認知症になる確率は5.4倍に、血管性認知症になる確率は5.6倍にまで上昇していました。

40代で太っていた方でも血管性認知症になる確率が2.8倍に増えていました。

このように肥満があらゆる認知症の発症リスクを高め、肥満である年齢が若いほど強い影響があることがわかりました。

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肥満の診断基準はBMI25以上

この研究における肥満とは、いったいどのくらいの体重の場合を示すのでしょうか。

国際的にはBMI(ボディマスインデックス)の値が25以上で肥満と診断されます。

身長(m)×身長(m)×体重(kg)の値が25以上であれば、あなたは肥満です。

肥満外来のある病院ではBMI25以上の肥満の方を対象に体重を減らす指導を行っているところもあります。

では年齢を重ねても痩せているほうが良いのでしょうか?

歳をとったら太ったほうが認知症の予防になる

この研究では80歳以上で初めて肥満と診断された方に限れば、認知症の危険性は78%に低下していました。

アルツハイマー型認知症では、肥満であることで発症率を51%にまで下げることができました。

つまり若いときはやせていた高齢者は、脂肪をつけたほうが認知症の予防効果が得ることができると考えられます。

まとめ

この記事では、30代で肥満と診断された方は認知症になる可能性が3.5倍にもなるとする研究を紹介しました。

肥満はアルツハイマー型や脳内の血管性認知症の発症確率も上昇させます。

ですが歳をとってからの肥満は逆に認知症の危険性を低下させることにも注意が必要です。

70代前にダイエットに励んでおいて、80歳から栄養のある食事を食べることで痴呆の予防に取り組んでおきませんか?

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