週3日!15分のジョギングで遺伝性認知症の進行を止められる

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アルツハイマー

適度な運動は体に様々な恩恵を与えます。

代謝の向上や脂肪燃焼によるダイエット効果であったり、成長ホルモンの分泌による若々しさであったり、ストレスの発散による精神のリラックス効果などです。

このように多くの効果がある運動習慣ですが、認知症の予防にも効果があるとしたらどうしますか?

それも老化による認知症だけではなく、遺伝子によって発症するアルツハイマー病にもです。

この記事では、一定以上の強度の運動を行うことで、遺伝的なアルツハイマー病のリスクを下げられたとする研究を紹介します。

[photo credit: Ernst Moeksis via photopin cc]

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Reference:Stephen M. Rao, et al., Front Aging Neurosci., Physical activity reduces hippocampal atrophy in elders at genetic risk for Alzheimer’s disease.

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週3日以上の運動は海馬の容量を維持して認知症を予防する

アメリカのクリーブランド病院(Cleveland Clinic)のStephen M. Rao博士は、日常的な運動習慣が認知症の進行に与える影響について調査を行いました。

実験の参加者は65~89歳の97名であり、内訳は次のとおりです。

①原因遺伝子 なし、運動強度 高、24人

②原因遺伝子 なし、運動強度 低、34人

③原因遺伝子 あり、運動強度 高、22人

④原因遺伝子 あり、運動強度 低、17人

原因遺伝子とは、アルツハイマー病を引き起こすとされているApolipoprotein E(APOE4)遺伝子のことです。

運動強度 高は、週3日以上の運動習慣があり、運動としてジョギングや水泳を15分以上自転車なら30分以上、ハンドボールやテニスなら1時間以上の運動強度の人たちを示します。

運動強度 低は、運動習慣は週2日以下であり、内容も散歩ガーデニング掃除などの家事の人たちを示します。

実験前後(18ヶ月間)の脳を調べたところ、④の方達のみ記憶を司る海馬の容量が3%減少していました。

①、②、③の方達は、海馬の大きさは変化しておらず、他の脳領域にも悪い影響は出ていませんでした。

このことから、認知症(痴呆症)を引き起こす原因の遺伝子だったとしても、適度な運動を継続することで、発症を予防できる可能性があります。

認知症の予防方法とは

この研究では、運動習慣が遺伝性の認知症でも予防する方法として効果があることを示しています。

その他の認知症の予防方法としては、魚を食べる(EPA, DHAの摂取)、知的な生活を送る(刺激のある環境)ことの2つがあります。

また、脳に余分なストレスをかけないことも大切です。

認知症は脳機能の低下に伴い認知能力や記憶力が徐々に失われていく病気です。

脳機能のピークは20歳と言われており、その後は少しずつ脳の機能は低下していきます。

さらに遺伝性のアルツハイマー病の場合、その症状は若年から急激に進みます。

このため早期の運動習慣の維持が、予防には必要だと考えられます。

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まとめ

この記事では、ある一定強度以上の運動習慣によって遺伝子が原因のアルツハイマー病の進行を止められるという研究を紹介しました。

認知症は症状が進むとご自身だけではなく、介護する家族や親族にも大きな影響があります。

適切な予防方法を続けることで、いつまでも健康な脳を保ちませんか?

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